「仕事」 に関連する記事

JAPAN PRECIOUSで紹介されました。

mori (2011年8月19日 09:46)

JAPAN PRECIOUS

JAPAN PRECIOUS(ジャパン プレシャス)という雑誌をご存知でしょうか。私は、今年の初め頃に知ったのですが、知ったきっかけは「広告を出しませんか?」という広告代理店からの電話でした。

そのときはお断りしたのですが、今回は

「オンリーワンジュエリー特集」

ということで、その中の「日本で取得されたジュエリー特許」という記事の中で紹介していただきました。もちろん、無料です。(^^)

この本は、アクセサリーを扱う業者向けの本と聞いていますので、業界誌なのかもしれません。

まあ、それはともかく、こんな感じでカラー写真。

紹介されています

そして紹介記事。

紹介記事

とても丁寧に対応していただき、きちんと記事にしていただきました。とても感謝しております。

それにしても、特許がらみのアクセサリーというのも色々とあるんですね。自分は特許素材を扱っていて、それでたまたまジュエリーを作ったという感じで、「ジュエリー関連の特許」という気持ちは無かったのですが、こうして特集に掲載していただいて嬉しいです。

「オンリーワン」

っていう言葉、やっぱりいい響きですねー。(*^_^*)

続・給与体系の見直し

mori (2011年8月18日 17:18)

「続」と付いていますが、特に続編ではありません。(^_^;)

まあ、内容的には最近給与体系の話をしているので、その続きっていう感じです。暑いので適当です。すみません。

さて、大体給与体系の内容が決まってきました。

基本は年齢による昇給と、評価による昇給です。

この

「評価する」

というのが難しくて、どのように評価するか、そしてそれをどのように給与に反映させるかに悩みます。

とりあえず、今までの経験から「これとこれが出来る人はこれぐらいの給料で、なおかつ会社の売上げがこういうときにはこの金額。」という大体の数字がありますから、それを出すことから始めました。

そうすると、コストダウンに注意を向けて行動し、ISO9001の仕組みで仕事をして、会社の業務を覚え、積極的に仕事をする人がいいなぁ、という理想像が出てきます。

そして、その評価ですが、入社してすぐの人は会社の業務を覚えるのが先で、熟練してくると部下に仕事を教えるのが重要な業務になります。

つまり、入社してすぐの人と熟練者では評価の仕方を変える必要があり、なおかつ給与もその部分で差をつけなくてはいけません。

「役職手当」で差をつけるやり方もありますし、「階級」を決めて階級別に定義をしてもいいですね。

まあ、それよりもなによりも、「会社の中で必要な技能」について全部を書き出して、それぞれに重要度を付けて、そのあとで不要なものを削除して決めようと思います。

例えば、「不具合発生の再発防止を心がける」という評価を考えた場合でも、それは「ISO9001」の規定の中にありますから、「ISO9001を理解して仕事をしているかどうか」の評価にすればいいですね。

ただ、例えば5段階で「理解して行動している」「やや理解している」「理解不足の点もあるがおおむね理解している」のような曖昧な評価だと意味がないので、「チェックシート」を使用して、例えば「伝票の記入漏れは無い」「再発防止を考えることに参加した」とかいう○×式で答えて、○の数によって評価をしようかな、と思ったりしています。

○×式のチェックシートで本人が判断し、上司が確認するという方法がいいのかな、という感じです。

チェックした○が0なら0点、1~3個なら1点、4~6個なら・・・という加点方式ですね。なんだかめんどくさいかなーー?

勤務態度は、「遅刻なし」「お客様に100%きちんとあいさつしている」等のチェックかな、という感じになりそうですが、そういう評価方法でいいのかは不明です。他の会社がどうなのか知りたいですが、よくわかりません。

それと、その評価の頻度も決めなくてはいけません。毎月はめんどくさいですね。しかし、集計のスパンを3ヶ月でやるとするとちょっと長い気がします。評価されて行動に移して良くなっていくものですからね。このあたりをどうするかは考え中です。

評価することに時間をかけたくないですし、評価を気にしすぎて日々の生活がぎくしゃくするのもイヤです。

なんかこう、スムーズにフワッと採点される優しい方法があればいいんですけどねーー。

夏休み

mori (2011年8月16日 10:27)

きのうに続き、夏休み中です。

けっこうのんびり過ごしています。

今回は、iPad2からの投稿を初めてやってみていますが、このブログのシステムだと入力はけっこう不便です。(>_<)

iPad2の入力に関しては問題ありません。しかし、通常のような両手でのブラインドタッチは出来ずに、両方の手の小指は使わないでキーボードも見ながら打っています。場合によってはtやyを従来とは違う方の指で打ったりもしますが、ストレスは特になくスムーズです。

きのうは会社の給料体系の見直しのための参考書を色々と読んだり、ユニクロの柳井さんの本を読んだりしていました。

やはり適切な人事システムが会社の発展には必要だということを痛感しています。あとは、昇級試験や社内の資格制度も必要ですね。

しかもそれは私がメインで作っていかなければならないので大変そうな上に、完成までに時間をかけているわけにはいかないので集中してやる必要があります。

それと、確実に言えることは1回で完全なものを作ることは出来ないので、今後は何度か修正していくことになるということです。

以前、「1回で決めろ」というようなブログ記事を書きましたが、そのやり方で進めるので「現時点ではベスト」なものにはなる予定です。過去の経験からいうと、3回ぐらいゼロベースで考え直してやっと満足いくという感じかもしれません。

ちなみに、私の希望は「誰が評価しても同じ」で「数値で判断できる」というものなので知恵を絞っています。

例えば、

「お客様に笑顔で接する。」とか「お客様に親切にする。」っていうのは他社の例をみると「やっている」とか「やったりやらなかったり。」という評価の仕方になっている場合があります。それだと評価者によって結果が変わりそうです。

その辺をうまくやっている会社の例を知りたいところですが、探しようもないので自分で考えるしかないですね。

考え方としては、

「お客様に笑顔で接している人の特徴」

を考えて、数値化できるものを探す方法かな、と思っています。

例えば、

「社内でも対人関係が良い。」

「お客様に笑顔で接することの気持ち良さを知っている。」

「お客様を喜ばせることが楽しい。」

「商品知識が豊富。」

「人と人との繋がりを大切にする。」

という人はお客様サービスもよさそうです。逆にお客様に笑顔で接することができない人は、

「自分に自信がない。」

「商品知識が少ない。」

「他の人がやっているから自分がやらなくてもなんとかなる。」

「疲れている。」

というような感じでしょうか。たぶん、。誰でもお客様に対しては笑顔で接したいと思っているはずですし、サービスもしたいし商品説明もしたいと思っているはずです。

それができない原因は色々とあると思いますが、それを本人が自分なりに考えたり周囲と相談していく必要があります。

そうすると、

「笑顔で接客。」

というのは会社の方針として明確にしておき、評価としては意外に

「楽しく仕事ができないときに周囲に相談しているか?」

というのでもいいかなーー、とか思ったりします。

結果的にアバウトな感じになりそうですが、評価の項目が増えすぎないようにしたいとも思っています。また、出来ればYes、Noのシンプルなものにしたいと思います。

あるいは、接客について社内で誰かと相談して議事録を残していただき、たとえば1週間や1ヶ月単位の議事録提出回数によって5段階評価というのもアリかもしれません。

でも基本的にめんどくさいのはイヤだし、評価する人も評価される人も楽しいやり方がいいですよね。

まあ、なんにしてもまだまだ途中経過なので、もっとよく考えてみます。(^^)

夏休み中

mori (2011年8月15日 09:17)

12日から夏休み中です。(^^)/

夏だ、海だ、プールだとはしゃいで回りたいところですが、実は10日あたりに「会社の給与体系の見直し」をすることにしたので12~16日は新しい給与体系を作るために集中します。

11日に友人と会ってその話をしたら、

「決算期の途中で変更するのはダメだよ。」

と言われましたが特に問題は無いと思います。

それに、給料を下げる話ではなくて上げる話ですから誰も反対しません。(笑)

「給与体系の見直し」

という言葉を聞くと、通常は「下げる話」だと思うのかもしれませんね。

「上げる」と言っても数万円をバンバン上げるのではなく、たぶん年間5000円~2万円ぐらいの昇給と、賞与は増やす予定です。

なぜ、今頃そんなことをやっているかというと、実はずーーーっと給与体系の見直しをやりたかったのですが方法がわからず、今回はあるきっかけで「やり方」を勉強できることになったからです。

今までは、私が「こういう人と一緒に働きたい」とか「こういうやり方をしたらうまくいく」という思いがあって、それを伝えてはいたのですが給料とは特に連動していませんでした。

昇給のときや賞与の査定のときには話をしたりしていましたが、明確な基準はありませんでした。

今回は、すべての人の給料や賞与をオープンにして、しかもそれが「どうしてその金額になったのか。」とわかりやすくすると共に、「どうしたら給料が増えるのか?」についても理解することが簡単になることを目指しています。

全員が同じルールで、しかもその判定には査定する人の感情が入らないようにして、自分で自分の給料を計算可能にします。

そのルールにしたときに、現在の給料とのギャップが出てくる人もいると思います。もし現在の給料の金額が新しい給料体系よりも少ない場合には増えるので問題ないのですが、その逆の場合でも減らすことはしません。

新しい給料のレベルに到達するまではそのままの金額を維持することになりますが、現在の自分の本当の給料の金額についてはわかるようにできればと思っています。

また、会社の売上や利益によっては多くもらえるようになったり、あるいはリーマンショックのようなことがあれば逆に減給もあり得るというシステムにして、各自で事前に納得できるようにしたいと思っています。

「事前に」

というのがミソで、会社がどのような状態のとき、自分がどのような状態であれば給料はいくら、ということをわかるようにするとみんながやりやすくなると思います。

方法としては今はまだ考え中で、例えば製品に不良があったのを見つけて報告した場合に、個人のポイントにするか社員全員のポイントにするか、また、そのポイントは昇給ポイントなのか賞与のポイントなのか、などを決めないといけませんね。

今までは、「不良品を見つけて報告するのは当たり前」と思っていましたが、報告が後回しになったり微妙な不良は報告されなかったりすることがありました。そういうことが無いようにするために、収入面でのサポートをしていく必要も感じます。

やはり、働いている以上は「お金」が重要項目ですし、自分の成長や会社のレベル等も可視化された方がいいと思います。

個人も会社も必ず成長を続けますから、成長記録を見ることも楽しいと思います。

あとは、当然ですが20年間この会社で働いたら給料はいくらになっているのだろうか?という疑問にも答えなければいけませんから、給料の最高額の提示もする必要がありますね。厳密に言えばインフレやデフレによる社会情勢の変動も考慮したいところです。

そこまで考えると大変ですが、なんとか形にしていきたいと思います。

年収1000万円は、今の会社の規模では無理ですが、「どのような状況になれば年収1000万円に行くのか、また、年収3000万円の可能性はあるのか?」まで提示する必要があります。

まあ、そんな大きな金額の話も考えつつ、2~3ヶ月に1回ぐらいは基本給が1000~2000円上がるようなシステムにして、少しでもスキルアップしたら給料に反映できる仕組みを目指しています。

そして全社員と話し合いをして洗練させ、そのあとは法的に問題がないかを検討して決定し、就業規則に変更点があれば労働基準局に再提出する予定です。特に「会社の利益が無くなったときの減俸の仕組み」を取り入れても良いかどうかについては法律的な問題をクリアしておく必要があります。

というわけで、ゆっくりとあれこれ考えるためにきのうから都内に滞在中です。(^^)

大法輪

mori (2011年8月10日 05:13)

おとといから始めた栃木祭りの話をちょっと中断して、本の紹介です。

大法輪

なんとなく、見かけたことはある気もしますが、読んだことはありませんでした。

今回は、私の会社で販売している素材を使った製品の広告が掲載されたということで、プレゼントしていただきました。(^^)

広告はこちら。

独鈷杵

「独鈷杵」は、「ドッコショ」や「トッコショ」、他の読み方があるそうです。

たぶん、お坊さんが使う道具のようです。あまり詳しくないのでよくわかりませんが、プラネットゴールドを素材として使っていただけると嬉しいです。

一応、この素材で作った金色印鑑やアクセサリーの販売をしていますが、素材として興味を持ってくださる方々も増えてきました。

さて、せっかくなので記事も色々と読んでみましたが、けっこう漢字が多くて難しい。(>_<)

インドから色々と伝わってきている話などは興味深く読むことができました。

少し気になったのは、冒頭、最初の記事の「はじめに」の部分、

「ラトナーカよ、仏国土を浄らかにしようと望む菩薩は、自分自身の心を浄らかにしなければなりません。なぜかというと、菩薩の心が浄らかであることに従って、仏国土は浄らかになるからです。」

という言葉がありました。

これは、私がやっている瞑想を教えてくださった先生も同じような話をされています。ただ、「自分自身を浄らかにする方法」について語られていないと、誰も浄らかになれません。

逆に、浄らかになる方法を知っていれば、特に説明は無くても達成されます。

現代の宗教は、体はあっても精神がなく、単なる形式的なものになっているようだと私の先生はおっしゃっていました。冒頭の文章を読んで、ふと先生の言葉を思い出しました。

まあ、それについてはまた別の機会に話をするとして、今回は広告が掲載されたお知らせをさせていただきました。(^^)

日経トップリーダー 8月号

mori (2011年8月 6日 14:53)

日経トップリーダー 8月号

今月も「日経トップリーダー」の紹介です。

表紙にいきなり「社長の孤独」とあってちょっとビックリしました。よく「社長は孤独」と言われますので、それについての話が特集です。

何についてどのような孤独を感じているのかなど、色々な会社の社長様の考えを知ることができます。

基本的に、日経トップリーダーは常に部下の話を聞き、お客様の話も聞くということを強調していますので、「独り相撲」のような孤独感というよりは、「こういうときに孤独感を感じる」というケースの紹介という感じです。

たぶん、「私は孤独」と社員の前で言ったら怒られてしまう気がします。

自分自身を考えてみても、「孤独」というような「ひとりぼっち」な感じはありません。

私のところは小さな会社ですが他の会社と同様に社長が常に先頭を走っています。そして、みんなもついてこられるように後ろも見ています。

たぶん、「孤独」という言葉が悲しいイメージがあるかもしれませんが、孤独な社長さんは辛そうです。

「重大な結論をひとりで考えなければいけない。」

とか

「協力者がいない。」

とか

「人材が足りずに自分が動いていて時間が無い。」

のような感覚かもしれません。

と、私が適当に考えたりしますが、本文の中にはアンケート結果などもあって実際の方々の状況がわかります。だいたい、みんな同じような悩みがありますが、そういうことを知って少し安心して気持ちが落ち着いたあと、やる気が出てくるのがこの本の良いところです。(^^♪

これについては、さらに有名な企業の社長の方々が色々な話を載せてくださっています。分析だったりアドバイスだったりと、参考になることが多くあります。

もし孤独感を感じる経営者の方がいらっしゃいましたら、ぜひ読んでみていただければと思います。

さて、そして「タイ」の特集です。鯛ではなくてバンコクが首都のタイ王国です。

想像以上に発展しているようです。日本企業の進出も多く、今後の注目株のようですね。

後の内容は省略しますが、読んでいると本当に興味深い記事が多く、実践的で役に立つ内容が多くあります。素晴らしい本だと思います。

プラチナ会員になるとCDが毎月送られてきますが、今月は「中国経済崩壊の警告」という内容がかなり強烈なイメージでした。どうなるんでしょう?

古典落語に学ぶ経営術として、最近は短いですが毎月落語を聞くことができます。今回は「三方一両損」です。昔、大岡越前のテレビで見ましたが忘れてました。「なるほど!」な感じです。(^_^)

それと、石川県の「加賀屋」の会長様のお話。あまりにも有名なところなので、私も興味津々で泊まりに行ったことがありましたが、やはりしっかりとした考えで経営されていますね。

なんにしても、トップの考えがブレればゴール地点も曖昧になってしまいますから、「自分自身の考えを整理整頓し、クリアにしつつも強化してブレを無くす」という行動のためのツールとして、この本をオススメします。

この本自体、内容は時代と共に変化しつつも、1本の筋が通っていてずっとブレていない感じを受けます。

もし興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、書店では販売されていませんので、定期購読の申し込みをすると定期配送されてきます。(^^)

一生懸命 ⊂ 真剣

mori (2011年8月 3日 11:24)

今日は、なーんとなく思ったことを書きます。「言葉遊び」の程度なのでお気軽な感じで。(^_^)

「一生懸命 ⊂ 真剣」

は、

一生懸命は真剣に含まれる

一生懸命に真剣は含まれない

という意味です。

「一生懸命やっているのは、真剣だ。」

という人もいるかもしれませんが、それは「真剣なとき」なので大丈夫です。

「一生懸命やっている」

という人に

「真剣さが足りない」

と思ったことはありますか?ありませんか?

汗をかいて一生懸命やっているけれど、実は周囲のことが見えていなかったり、本当はやらなければいけないことを後回しにして「今やれること」に集中している場合があります。

逆に、真剣に仕事をしていても一生懸命に見えない場合もあります。

ぼーーーっと何か考えてサボっているように見えるかもしれません。

しかし、頭の中では「生きるか死ぬか」ということを真剣に考えていたりします。それは身体ではなく心が一生懸命な状態ですね。

真剣なときって、なんでも一生懸命ですが、それは心の問題だったりすると思います。

「体は一生懸命に動いているけど気持ちは真剣ではない。」

という場合があると思います。

気持ちが真剣な場合は、何をしていても「一生懸命」はついてまわります。

そして、真剣な場合は、

「嫌なこともやる」

「怖がらずにやる」

「人の目を気にせずにやる」

「自分と意見の違う人の話も聞く」

「集中している」

などの特徴があると思います。

これらの真剣なときは一生懸命ですが、一生懸命なときに"常に"真剣さがある感じはしていません。

結局、「一生懸命」は行動で、「真剣」は気持ちですから、気持ちと行動が一致するときには「一生懸命で真剣」で、気持ちと行動が一致しないときには「一生懸命なようだけど、真剣さは足りない」という状況も出てくると思っています。

冒頭にも言いましたが、単なる言葉遊びみたいな話で、実際は一生懸命でも真剣でも同じようなものとも言えますね。(なんだこの終わり方は?)

ルールは守れない。

mori (2011年7月22日 13:01)

仕事がら、品質関連とか社内のルールなどについて色々と考える日々です。

そして、このブログでもルールについては語っていますが、今日も補足的に書いてみます。(^^)

まず、「ルールは守れない。」というのは覚えていないといけないことだと思います。

「守らない」のと違い、「守れない」という表現にしたのは、気持ち的には「守りたい」と誰もが思っているからです。

ところで、こんな感じの発言を聞くことがあります。

「ルールなんだから守るのは当然でしょう。」

「守るのがルールですよ。」

「普通はルールを守ります。」

というような感じです。

それはあくまでも理想であって、そういう発言者自体がルールを全部守っていることは99.999%無いように思います。

「重要なルールだから、これぐらいは守るはず。」

というのも無理ですね。

通常、核のボタンのように「重要なもの」は複数の人によって相互監視するようなシステムにするしかありません。たったひとりの個人は、ルールを完全に守ることは難しいようです。

なぜでしょう??

それは、

「ルールは臨機応変に変えられない」

という性質があるのも、その原因のひとつだと思います。個人なら、カンタンにルールを変更してしまいます。臨機応変に対応できないルールは守るのは難しい場合があります。

システムの変更、社会的な変化、個人の体調、すべてを想定して「〇〇のときは△△」というルールを作ったとしても完全にはできません。

それでも、

「いや、そんなことまで考えていたらルールなんて考えられないでしょう。一般的に考えられるルールで充分ですよ。」

という発言もあると思います。

そのあたりの意見の相違を埋めるために必要な共通認識が、

「ルールは守れない。」

ということだと思います。

では、どうすればよいのでしょうか?

通常、その手の話になったときには「順番」について抜けていたりします。

なんの順番かというと、守るべきものです。

「ルール」が先だと思っている人が多いということかもしれません。

あくまでも、「ルール」は後からできたもので、先にあるのは「目的」や「理想」や「スムーズさ」や「誰も困らないこと」だったりします。

それは「やったほうがいいこと。」「そうしておくと安心できること。」「危険を避けられるもの。」というようなものです。

法律もよく改正されていますよね。

本来の「目的」や「理想」に到達するための手順が「ルール」です。

「ルールを守るとうまくいく。」

というもので、その通りにやりたいとは全員思っています。

例えば自分の生活において

「毎日、日記をつける」

「毎日、掃除をする」

などの決意をしても全部を守ることが出来る人はいません。途中で何か変化があり、ルールも変更されます。

「ルールを決めたから、全員がその通りにやるはず」

という発言をする人は、いい人なのだと思います。

ルールに重点を置くよりも、「目的」や「理想」や「到達地点」の話をたくさんしておく方がいいと思っています。

つまり、

「その目的に到達するにはどうしたらよいのか?」

について常に語り合っていれば、臨機応変にそれに対応していくことができます。

そのときに、「こういう場合にはこうやった」というノウハウの蓄積があり、それを「ルール」と呼んでいると考えると意外にスムーズにいったりします。

たぶん・・・。(^_^;)

道具

mori (2011年7月21日 20:39)

インゴット

写真がピンボケですみません。きのう、プラネットゴールドの溶解をやってきましたが、デジカメの用意がなくてiPhoneで撮りました。

銅を約93%、残りがアルミ、ニッケル、クロム等の特殊合金です。金色で錆に強いということで特許を取得している材料です。

鋳造をしてインゴットケースに流し込むのは約1200℃で、真っ赤になって輝いています。

それが冷めてくると徐々に金色に変化します。なんとも言えずに美しい瞬間です。

さて、銅の溶解は素材の研究をするときに自分で何十回も行いました。

元々は父親が炉を作っていた関係で、銅の溶解炉の小さいものがあったので、それを使って実験をしていました。

溶解するときの道具も色々とあって、攪拌するものやカスと呼ばれるものを取るもの、トリベという湯を運ぶもの等々があります。

カスを取るのは、溶解中に出てきた不純物を取り除くのですが、それはしゃぶしゃぶ鍋などでアクを取るのに似ています。

1200℃で溶けている銅の中に入れると、普通の金属はすぐに溶けてしまいます。

自分がやっていたときも、スプーン状のものでカスを取るときにうっかり溶かしてしまったこともありました。数分でスプーンの首のところが溶けてなくなり、スプーンの先の部分が中に落ちてしまい、そのまま溶けてしまいます。

もちろん、溶けてしまうと合金の配合が変わってしまうのでNGです。

きのうはプロに作業を頼んで、それを見ていましたが、やはりうまい!

スプーン状のものも、先端だけをうまく使って手際よくやっています。とても綺麗な感じです。

同じ道具を使っても、プロは違いますね。

プロと同じ道具を持てばプロっぽい気分にはなりますが、傍から見た作業風景も、そして作業結果も全然違うものだなあ、と思ったりしました。

「弘法筆を選ばず」っていう言葉も思い出しました。熟練のワザは素晴らしいです。自分でやったことがなければ気付かなかったかもしれません。

ちなみに、最近ちょっとブログも遅れ気味ですが、なーんとなく新しいブラウザとかが使いにくい感じです。良い道具があると色々とスムーズだなあ、と思ったりもします。

慣れた人が慣れた道具を使えば最強ですね。(^^) 

プラネットゴールドの溶解

mori (2011年7月20日 04:39)

今日は、プラネットゴールドの溶解の立会に行ってきます。

6時前に家を出るので準備などがあってちょっと忙しい感じです。

夕方からは友人と会うので今日はブログを書く時間は無いかな、と思いましたが少し時間がとれたのでちょこっと書き込みします。(^^)

プラネットゴールドは、去年特許を取った素材です。銅をベースにしてアルミニウムを配合することにより、金色の合金が出来ます。さらに腐食防止のためにニッケル等が入っています。

自分の会社にあるテスト用の溶解炉は1回に7kgしか作ることができないので、ある程度まとまった量が必要になった場合には鋳造できる会社にお願いしています。

今までにも何回かやっていただいていますが、一応立会いをします。

今日は、大雨・洪水警報が出ていますのでちょっと大変そうです。なんだか、「よりによってこの日に警報が(>_<)」って感じです。

溶解の工程では、注湯するときは真っ赤でドロドロになっている1000℃以上の銅合金が、型に流し込まれて冷めていくうちに金色になっていくところが毎回なんだか「美しい」と思うところです。

金色のインゴットがたくさんできて、それを板パレットの上に積んでいくのですが、けっこうリッチな気分になります。

インゴットを輸出しようとして金と間違われて成分分析表が必要になったりとか、多少ややこしいこともありますが、とりあえずは金色素材を気に入ってくださる方々も増えてきていますので嬉しいです。

良い品質のものを提供するため、今日は台風の真っ只中ですが、頑張って行っています!

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