「仕事」 に関連する記事

東京農工大学 TUAT Formula

mori (2010年10月27日 10:06)

東京農工大学のTUAT Formulaの清水さんが久しぶりに来社されました。

今年の1月以来ですね。

http://morimasaya.jp/2010/01/-.html

活動内容の報告と、私の会社でお手伝いをさせていただいたアルミ部品の現物を見せに来てくださいました。

今年の大会では惜しくも出走できなかったため、技術点などは良かったもののトータルの成績は思ったよりも伸びずに残念な結果となってしまったそうです。

学生が設計から製作までを行って作るレースカーの試合って、どちらかというと簡単な構造の車を思い浮かべがちですが、かなり本格的なものです。

フレームは構造計算をして自分達で作っていて、エンジンなどのパーツは部品として購入したものを流用しているそうです。

かなりスピードも出るマシンなので簡単に考えて適当に作ると強度不足で事故につながるのですべてにおいて気が抜けないですね。

限られた予算の中で軽量化と強度を考えながらスピードが出るマシンを作るのは、とても大変なことだと思います。

活動内容をみると、お給料をもらって働いている人達とあまり変わらないというか、ヘタなアルバイトの人達よりも熱心に取り組んでいる感じがします。収益に繋げられればいいのになあ、と思いました。

チームのメンバーも来年当たりは少なくなりそうで、けっこう大変のようです。資金的な援助をしてくださる方がいらっしゃったら、東京農工大学のTUAT Formulaにぜひ連絡をしていただければと思います。

実戦マーケティング戦略

mori (2010年10月21日 09:44)

きのう紹介した「白いネコは何をくれた?」の基礎となっている本です。(^.^)

実戦マーケティング戦略

こちらは、読んで理解するのにけっこう時間がかかります。

非常に実際的な内容なので、「実践」というタイトルにしても良さそうですが、「実戦」という言葉を使っているところに作者の意気込みを感じます。

仕事をやっていると、「ビジネスは戦場」と思うことがよくあります。「時間との戦い」でもありますし、「やる気がなくてもやらなくてはいけない」という時もありますし、「油断すれば負ける」という世界でもあります。

表紙にありますが、「使える戦略は数値化できる」とあります。

ISO9001でも、品質目標は数値化しないといけないですね。

数字を使うと状況を判断する目安ができます。うまく行っているのかどうかの判断の参考になります。数字がすべてでは無いのですが、判断材料は多い方がいいですね。

「戦略BASiCS」というツールを使って、自分の会社の分析を行います。ビジネスは相手が存在するから成り立つわけで、価格や品質に相手が納得することや、どこにどうやって自社を売り込むかとか、競争相手は誰で、どのようにしていけばいいのかを考えるという点で、恋愛の悩みにも使えるかもしれません。(たぶん無理)

さて、そういう「人間相手」のものを「数値化」と聞くと不可能のように思えますが、それはもちろん数値化できるものを扱います。

自分の会社の商品の価格、納期、販売数量、会社の規模など、色々な数字がありますが、それをどのように扱うかがわかってきます。

例えば、「頼んだ商品がお客様に届くまでの時間」を測定することで、ライバルと自分のところの違いもわかります。そして、注文時間が関係無いビジネスか、それが重要なポイントなのかも知っておく必要があります。

他に無いオリジナル商品であれば納期が1年2年でも買ってくれますし、駅の立ち食いそば屋で注文品が10分かかって出てきたら遅すぎます。

「時間を測定する」というような具体的な方法については書かれていないので、何を数値化するかという判断をしないといけないのですが、それはなんとなく本を読み進めていくうちに気付くだろうと思います。

自分のビジネスの「強み」と「弱み」は漠然と理解しているかもしれませんが、それを具体的に分析した方がいいということですね。広告におけるキャッチコピーも適切なものを選ぶことができるようになります。

佐藤義典さんの本は、ビジネスの分析も素晴らしいですし、それを活かした広報活動の考え方も素晴らしいと思います。

チラシを配るにしても、どこにどのように配るのかを漠然と行っても費用や時間が無駄になってしまいます。

自分のビジネスのお客様はどんな人で、どこでどうやって生活しているかを考えることで、広告も適切な手段を選ぶことができますね。

この本は、ただ漠然と読んでいても役に立たないので、できれば関係者で集まって話合いをしながら進めていくと良いと思います。

白いネコは何をくれた?

mori (2010年10月20日 10:48)

白いネコは何をくれた?

数日前に書いていた「現状の把握」の続きのような内容になります。

佐藤 義典さんの書籍はとても素晴らしいので、とっくに紹介していたと思っていました。

今回紹介する本はビジネス書としてはめずらしい、小説というかストーリー形式になっています。

理論だけ教わっても、どうやって活用すればいいのかという具体的な例が無いと取っ掛かりにくいので、気楽に読みながら実際的な活用の方法を知ることができるのがいいところです。

さらに、堅苦しい感じが全然無いのでビジネスに関係無い人でも普通に楽しめると思います。

ストーリーは「どうなるんだろう?」という感じで、「早く先を知りたい」というような小説としての完成度も高くなっています。

そして、「現状の把握」の大切なポイントが理解しやすくなっています。

著者は、MBAを取得後も様々なマーケティングを研究し、現在も現役のコンサルティング会社をやっています。

長年の研究から、独自の理論を作り出していますが、それが非常にわかりやすく使いやすいツールとなっています。

まずは、自分の会社の強みや弱み、ライバルなどの現状をこのツールで分析すれば、次の行動も見えてきます。

細かな話はここでは省略します。楽しみながら読んでいただければと思います。

現状の把握(3)

mori (2010年10月16日 08:12)

3日目です。

何のために何の話をしているのかも不明なまま続けます。(^_^)

今日は、以前ちょっと書きかけた「最寄品」の話です。

http://morimasaya.jp/2010/09/post-308.html

昔、経済学の勉強をしているときにレポートを書いたことがあります。商品の分類ですね。

「最寄品(もよりひん)」は、値段や品質よりも近所で手軽に買うことを優先するような商品。日常的な食品やコンビニ、クリーニングなどです。

「買回品(かいまわりひん)」は、ちょっと足を伸ばしていくつかの店を回り、値段や品質などで選ぶもの。電気製品や自動車、家具などです。

「専門品」は、遠い店でも値段が高くても、わざわざ買いに行くような商品。ブランド品や自分の気に入った「他には無い商品」ですね。

私が好きなラーメン屋の蒙古タンメン中本は、1時間以上かけて車に乗って行きますけど、どれに分類されるかな?

というわけで、「現状の把握」としては、自分が上記の3つのどれに該当するかを考えるのもいいと思います。

以前のブログ記事でも書きましたが「おなががすいていたから」「近くに店がないから」「値段が手ごろだったから」は、最寄品ですね。

ビジネスであれば現状を把握することで、価格の設定や店の営業時間帯、広告宣伝の範囲なども決めやすくなります。

自分の生活レベルに合わせるのではなくて、お客様の生活レベルに合わせるためですね。高いものが欲しいという人もいますし、深夜がいいという人もいます。

きのうに続き恋愛に当てはめてみても、恋愛の対象の人や自分自身は「最寄品」の扱いなのか、「専門品」の扱いなのか、自分はどう思われているのか、相手をどう思っているのか、そしてそれはお互いに理解していることなのか、などを考えてみると何かのヒントになるかもしれません。

現状の把握(2)

mori (2010年10月15日 09:52)

「現状の把握」の2日目です。(*^_^*)

常に自分の現状を把握しておく必要があるのですが、何か困った事態になったときには特に現状の把握が大切になってきます。

そもそも、困った事態になるというのは、現状の把握が出来ていないために誤った方向に進んだ結果であるとも言えます。

「予防に重点を置く」

というのが物事がスムーズにいく秘訣なので、先に現状を認識しながら行動の方向性を決めることが大切ですね。

そういうわけで、予防のためにも現状の把握をする必要があるのですが、

「自分のことは自分ではわからない」

ということがあります。他人に自分についてのアドバイスをもらえればいいのですが、他人に自分を客観的に判断してもらうのも無理ですね。必ずその人の主観が入った判断になってしまいます。

そんな理由で、自分の現状をチェックするための「チェックポイント」のようなものが必要になってきます。

健康でいえばアーユルヴェーダのチェックポイントは確実に健康に導いてくれます。

チェックポイントというのが作成しくにくくて、しかも確実性の無いものの代表が「人間関係」ですね。特に「お金が無くて焦っているビジネス」と「恋で盲目状態」というのは状況が似ている上に確実な処方箋がありません。(^_^)

「自分ではどうすることもできない」

「ちょっとの時間も待つことができない」

「気になってしょうがない」

「力ずくでと思うが法律に触れそう」

「自分の今のやり方で大丈夫なのかが不安」

等々ですね。

こういうときこそ、できれば落ち着いて「現状の把握」をすることで良い対策も考えられると思います。

まずは、ビジネスでも恋愛でも共通すると思いますが、

「自分は相手を喜ばせているか?」

という自己分析が必要だと思います。相手の反応を思い出しましょう。目を輝かせていましたか?緊張していましたか?当たり障りのない感じでしたか?

「今日はいい天気ですね」

と言われて、

「そうですね」

という会話になっていませんか?

「今日はいい天気ですね」

と言った時点の相手の気持ちを考えてみましたか?

例えば、

「いい天気で、あなたの気分もよさそうですね」

というのは的が外れているかもしれませんが、相手を中心とした会話があったかどうかも思い出してチェックしましょう。

恋愛の相手は、何か言いたいことがあったのではないですか?銀行の人は金利で生活をしているのを忘れてお金を借りたいという話だけしませんでしたか?

うまく行っていないときって、けっこう自分の状況や気持ちを優先して、相手の気分を考えずに返事をしてしまうことがあります。

現状の把握(2)としては、「相手の気持ちを考えた行動をしていたか?」というところをチェックする話でした。

現状の把握(1)

mori (2010年10月14日 10:58)

先日、近所の文房具屋さんが店を閉じました。どちらかというと企業向けの会社で、注文を取って届けてくれるところが便利でした。数年前からはアスクルというネット販売の会社と提携していて、アスクルで注文をすると届けに来てくれるのは、そこの会社でした。提携していたようです。

コピー機で有名なリコーさんの代理店もやっていたので、店を閉じるというのはビックリしました。

なぜそうなったのかは不明ですが、私が思うのは「利益の出る商品が無くなった。」という可能性です。

文房具屋さんですから、100円ショップが流行ったのも打撃でしょうし、文房具をインターネットで直接買うことができる仕組みになったのも売り上げが減る要因だと思います。

また、群馬の企業は弱っているところも多く、顧客自体が減ったのかもしれません。

聞くところによると、店舗の半分がクリーニング屋に変わっていたそうなので、相当苦労して考えながら商売をしていったのだと思います。

売り上げが落ちたときには、まずは「競合」を探すなどの自己分析が必要になります。それについて、佐藤義典さんの書籍を紹介していたと思ったのですが、過去記事がありません。(>_<)

すっかり紹介していた気になっていました。近日中に紹介します。

佐藤さんの本を参考に分析をすると、「次に何をすれば良いのか」についてのヒントになります。

ビジネスの本などを見ますと、「価格競争に巻き込まれないようにするのが大事」と書いてあったりして、私ももちろんそう思うのですが、「相場」というものがありますので、「画期的な良いアイディア」が無ければ値下げして対抗するしかなくなってしまいますね。

ただ、通常は値下げをする段階で、そのビジネスをやめて他のビジネスへ移ることを考えるのが必要だと思っています。

つまり、値下げをするのは知恵を振り絞ったあとが理想ですね。「理想」という言葉は、かなり実現不可能な領域のような気もしますが。

まあ、この手の根性論とか理想論は何の役にも立ちませんね。

とにかく大切なのは、なんにせよ

「現状の把握」

だと思います。病気の体を治すのと同じです。車の修理も同じです。

ビジネスがうまく行っていないと感じたときには、とにかく「現状の把握」をしましょう。

簡単な最初のステップは、

「うちのお客さんは誰か?」

「利益が出ていたときと今と、何が変わっているか?」

などの分析です。

とりあえず、今日はこの辺で。(^^)

日経トップリーダー 10月号

mori (2010年10月 5日 09:09)

今月も日経トップリーダーを紹介します。

日経トップリーダー10月号

会社を経営している人はもちろん、「自分の勤めている会社を良くしたい」とか、「会社に利益をもたらして自分のお給料を上げたい」という人も読んでおくといいと思います。

政府によるデフレ対策が無い状況ですので、知恵と勇気で自分のビジネスを成功させましょう。

で、今月は「混迷の時代を勝ち抜く 社長と会社」が特集ですね。

巻頭の渡邉社長の対談は、なんとなく精神論っぽくて読み流してしまいましたが、そのあとはジャパネットたかた氏、ケーズデンキの社長、セコムの創設者、シャープの元副社長、CoCo壱番屋の創業者、等々、色々な方々の話が続きます。かなり読み応えがあります。

利益の出ている会社は必死でやっていますよね。当たり前ですけど。

ただ、「必死でやっていても利益が出ない」という場合には、「やり方」を変える必要があります。

「変化」というのを恐れたり、めんどくさいと思うと仕事は成功しません。

また、自分のやり方に自信がなかったり不安になっているときも行動できません。

日経トップリーダーを読むと、「正しい道」を歩いている人達がたくさんいることに気付きます。たいていは「正しい道」を考えるリーダーは精神的に孤立しがちだと思いますが、この本を読むと仲間が多いことに気付きます。

また、社員に読んでもらうことで仲間も増やすことができます。ひとりで考えて行動するのは大変ですが、世の中には同じような仲間もいます。それを知ることができるのが、この本を私が勧める1番の理由かもしれません。

さて、本の紹介に戻りますが、メジャーリーグで活躍された野茂選手の話も、とても良かったです。いつものように内容は書きたいけど書きません。ぜひ入手して読んでいただければと思います。(^_^)

カイゼンのところは今月は状況がわかりにくいのでゆっくり理解しながら読みました。私の会社にも応用できそうなポイントがあります。

新連載の吉越浩一郎さんの話、「新社長はとにかく現場へ行け」というのは、本当にそう思います。

「世界一ほっとする時間」「運気が上がる伝統食」も楽しめます。

また、タニタの社長さんの話もありました。次男さんが社長ですが、もしかしたら長男の方は同級生だったかもしれません。興味深く読みました。

それと、社員教育ポスターの宣伝! うちにもたびたびダイレクトメールFAXが来て、「やり手の社長さん」のイメージでしたが、ついに日経トップリーダーにも広告が! 私は買っていませんが、頑張ってますね。

あとは、「破綻の真相」で、今回はタキソウという名古屋の家具屋さんの話です。昔は倒産の事例が2件ぐらいあった気がしますが、他社の倒産というのは、非常に興味ある話題です。注意しておくべきポイントが明らかにされている感じです。

そういえば、電子書籍店「日経BPストア」がオープンしたそうです。面白そうなので紹介します。

http://netstore.nikkeibp.co.jp/

不況だからダメというのではなく、あきらめずに頑張っている人達はたくさんいますね。(^_^)

粉飾決算

mori (2010年9月23日 10:12)

粉飾決算とは、だいたいにおいて会社の業績が良くないのに事実と反してよく見せるために数字をごまかした決算書を作ることを言います。たぶん。

粉飾とは、飾り立てることですから、利益の出ている優良な会社に見せるためにすることですね。

会社の決算は、通常は1年ごとですが、上場会社は通常は四半期で、中小企業でも半期ごとに財務諸表を作ったりしています。

上場企業の場合は決算書が株価に影響を与えますので、粉飾される場合があるようです。中小企業や零細企業では、銀行からの資金の借り入れに影響が出るために粉飾をすることがあります。

粉飾決算は、例えば売上げが決まっているけれど、それが決算月以降のものを決算月に売上げ計上したり、かかった経費の支払いを1ヶ月待ってもらって繰り越ししたり、在庫のたな卸し資産の金額をごまかしたりと、だいたいやることは決まっている感じです。

また、利益を少なく見せるのは「逆粉飾決算」と言われますが、決算をごまかすという意味では同じようなものです。

逆粉飾決算の目的は、「税金逃れ」です。銀行から借り入れをする必要が無ければ、特に決算を黒字にする必要も無く、税金を払うことを逃れるために利益が出なかったことにしていまいます。

これは、売上げをごまかしたり、経費を水増しするなどの手口があります。従業員を多く雇ったように見せかけるとか、お中元やお歳暮などでお客様への贈答としてビール券などを大量に買って、それを配らずに現金化するとか、会社を設立して間もない社長さんがついやってしまいそうなことですが、税務署はそれ以上に色々な手口を研究しているので絶対にやらない方がいいです。普通に本業に集中しましょう。

決算書をいじりたいときには、減価償却の方法など法律上問題の無い方法がいくつかありますので税理士さんに相談しましょう。

基本的に、利益を粉飾して多くする分には税務署は特に文句は言いません。ただ、誰かから資金を借りていたり株主への報告が嘘だと、当然ながら間違った判断を与えることになりますし、次回の決算でも自分自身がよけいに苦しくなります。

先日、「法人税をゼロに!」とブログに書きましたが、粉飾決算をして株主や資金の提供者に嘘をつく人が増えるのは困った問題なので、そこのところの透明性もしっかりやっていかなくてはいけないところだと思っています。

現状ですと、粉飾決算をすると課税されるため、それなりに損が発生するため、それが多少の抑止力にはなっていると思います。

ちなみに、私の本業の会社は現金収入は無く、在庫も無いので税務調査のときも書類が揃っているのでスムーズです。

景気が回復してくれば粉飾決算も減りますので、景気回復というのも、とても大事なポイントだと思っています。(詐欺のための粉飾決算は減らないかもしれませんが・・・。)

進捗報告

mori (2010年9月20日 09:55)

進捗(しんちょく)は、仕事などが進んでいることです。

仕事がどのくらい進んだのかを報告することが「進捗報告」で、そのときに「進捗情報」を伝えます。

仕事を出す立場、あるいは上司の立場になりますと、この「進捗報告」は定期的に欲しいものです。あるいは、計画通りにならないときや不具合発生時にも報告が欲しいと思います。

計画変更としては、約束の時間に遅れたり、自分の判断で仕様を変えたり、集合場所の変更ということもあります。

そして、家を建てたり、何かを特注で作ったときに経験があるかもしれませんが、いきなり追加費用を請求されることもあります。

そういう場合には、やはり事前に連絡が欲しいものですよね!

進捗の報告とは、予定の変更があったときはもちろんのこと、うまく行っているとき、何もないときにも、それを報告することです。

途中の報告が無くてイライラしたことはありませんか?何か困ったことはありませんでしたか?

ここまではよろしいでしょうか?

では、立場を変えてみましょう。

誰かと一緒に仕事をしたり、友人と遊ぶときでもそうですが、途中報告はしていますか?

誰かとトラブルになる原因のひとつが、この「進捗報告」だと思います。

恋愛のトラブルも、「今どこにいる」という報告が無いと相手を怒らせることになったりします。これは信頼関係が出来ていないときに起こりますね。

仕事のトラブルも、「先に報告をしていれば問題が小さくなる」というのはわかっていても出来ない人がけっこういます。

ましてや、「何もないことを報告する」という人はかなり少ないと思います。

仕事や人間関係で重要なことのひとつに「進捗報告」があります。

これは、予定変更を早めに言うだけでなく、「予定通りで、変更は無い」ということも定期的に連絡することで信頼を得ることができます。

報告頻度が高くても、相手が気になっていることについての話であれば、迷惑になりません。

「いつお金を払ってくれるの?」

という問い合わせが毎日来るといやですが、

「10日後にお金を払います」

という連絡が毎日来ると、めんどくさいと思いつつも「いいやつだな」という評価になると思うのですが、いかがでしょうか。

「何もない」という報告をできるようになると、ワンランクアップすると思いますのでオススメです。

三日目です。たぶん、四日目は無い気がします。

今日は、

「ありません。」

という表現です。

「○○という商品はありますか?」

と聞かれて

「ありません。」

と言えば、お客様は帰ってしまいます。そして、その人が欲しい商品を入手したお店が、今後は行きつけのお店になってしまう可能性があります。

「取り寄せれば、あります。」

「1年後ならあります。」

でもなんでもいいので、「あります。」という表現にしましょう。

あるいは、

「お取り寄せいたしましょうか。」

「発売中止になってしまったのですが、近いものはこれです。」

「他の支店に在庫を確認します。」

等々ですね。

人は誰でも、自分のことは自分で決めたいものです。

相手が決めるよりも自分で決める方がスッキリします。

注文を出すかどうかは、こちらではなく自分自身で決めてもらうことが大事ですので、

「お客様に言ってはいけない言葉」

というのは、こちらから断るような表現ではないかと思います。

「YES、BUTの法則」 というのは聞いたことがあると思いますが、

「はい、そうですね。しかし、○○です。」

というように最初は相手の言葉を肯定した方が人間関係はスムーズです。

「でも」や「だって」、「いや」から始める言葉で返事をすると良いイメージではありません。

そうすると、自然に相手を肯定する言葉にするには、

「できますか?」→「はい、できます。しかし、1週間後。」

 「ありますか?」→「はい、あります。しかし、1週間後。」

という感じになりますね。

こちらが相手を拒否しなければ、関係は続きます。また、断るのは簡単ですが、断らないのは大変です。ここが成否を分けるポイントでもありますので、踏ん張って商売をしていきましょうね(*^_^*)

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