「仕事」 に関連する記事

自分の取扱説明書

mori (2009年12月 3日 09:20)

今月も「日経トップリーダー」が届きました。倒産した経営者の「あのときの判断が失敗した。」という話など、興味深いものがあります。

そんな中で、テニスプレーヤーで有名な松岡修造さんの話が面白かったので紹介します。

イチロー選手、石川遼選手、伊達公子選手といったトップアスリートに共通しているのは、「自分を第三者的に見られる」という点だそうです。

どういうことかというと、インタビューをしていても「頑張っています」というような曖昧な言葉では無く、「何をどういう風にしていくか」という具体的な方法論を語ってくれるそうです。

松岡氏自身は、思ったことは何でも紙に書くようにしていて、それを「自分の取扱説明書」と呼んでいるそうです。

自分の長所、短所、できること、できないこと、等々を書き出すことによって自分の弱点や得意分野に気がつくということでした。

私も、紙に色々と書き出すのはお勧めです。

パソコンに入力するよりも紙がいいですし、手帳やノートよりもA4,A3などの紙の方がいいと思います。

そして、自分の頭の中で思っていることを全部書き出すのですが、それと同時に毎日のルーチンワークを含めた自分のやること、義務などを書き出す作業は1年に1回ぐらいはやるといいと思います。

机のかたづけ、近所との付き合い、車の掃除、冬服と夏服の入れ替え等々、細かなところまで書き出して眺めます。

何か困った問題が発生したときも、とにかく書き出すのがお勧めです。問題点が見えてきます。

毎日、忙しすぎる人の場合は、たいてい優先順位がうまく認識されていないことがあるので、重要度を振り分けるのもいいでしょう。

自分が何を考えて、何をやろうとしているのかがはっきりすると、目標の達成も早くなりますし、他人に自分の考えや状況を伝えやすくなります。

「自分の取扱説明書」というのは、きちんとした文章で作るものではなくて、自分自身を知って、それを行動につなげることなのですが、行動のための基盤となる部分は、確かに「取扱説明書」ということになりますね。

なかなかいい表現だなあ、と思いました。(^_^)

商標ビジネス

mori (2009年11月21日 13:29)

特許を取って稼ごうという発想はよくありますが、もう少し現実的に考えると、

特許を出願する

サンプルを作って、販売してくれる会社に売り込む

販売契約を結ぶ

という流れになります。この場合、特許を考えること自体が難しいのと、特許出願の書類作成が難しいということで少し敷居が高いと思います。

また、特許に関しては、誰かが特許を申請すると、それを読んだ他の業者が「別の手段で実現できないか」と考えて商品化する場合がありますので、別の手段で実現できないような文章力を持つ弁理士さんの力が必要になってきます。

それと比べると少し簡単なのが商標ビジネスです。

これは、食べ物でも何でも商標を思いついたら特許庁のインターネットサービスの特許電子図書館で検索して、同様のものが無ければ商標を出願し、それをメーカーに売り込みます。

商標の出願は1件12,000円で、すぐにできます。書類を郵送すると電子化するのに別途請求が2,000円弱来ますが、だいたいそれぐらいの価格で終わりです。

弁理士さんにお願いすると別途数万円請求が来ますが、自分で出願も可能ですし、特許庁では無料で相談に応じていただけます。

「実際に商品化されないと商標は無効」という話を聞いたことがありますが、出願に関しては商品化されてから出す必要はありません。

範囲を広くして出願すると区分が増えて出願料も増えますが、1区分だけで出す分にはちょっとした宝くじ感覚で面白いと思います。

日刊工業新聞

mori (2009年11月19日 09:07)

みなさんは、どんな新聞を読んでいますか?

インターネットの普及で、色々な情報が簡単に手に入るようになってきました。

新聞の購読をやめる人もいるようですが、まだまだ新聞の価値は高いと思います。

会社で毎日読んでいるのは「日刊工業新聞」です。

今朝は、「三菱重工、豪で太陽熱発電」がトップニュースでした。最近は自然エネルギーやCO2削減関連など、環境の話題が毎日続いています。

そして、日本の企業のグローバル化がどういう方向に行くのか、どういう計画が進んでいるのかなど、世界の動きもわかるし、自分自身のやる気にもつながります。

日刊工業新聞は、いわゆる業界紙と呼ばれるものですが、新しい技術や企業の活動などを知るにはとても良い内容です。

不況が続いていますが、頑張っている企業もたくさんありますので、自分も頑張っていこうと思います。

「無駄」について

mori (2009年11月17日 07:37)

「無駄は必要ない」というと、たまに「無駄も必要」と反論されるときがあります。(>_<)

例えば、「余裕も必要」というような感じです。でも、必要なものは「無駄」とは言いません。

言葉遊びのようですが、余裕は必要ですし、予備品、予備の人員、休憩時間も必要です。

その上で無駄を省いたり効率を良くしていくことが要求されるときがあります。

けっこう真面目な方々多いので、「無駄を省く」というと精神的に追い詰められそうな気分になる人もいるようです。

トヨタ方式のコストダウンは、仕事において効率を重視しながら手間を少なくするためのアイディアが豊富で具体的です。

歩く歩数を減らす、数えていたものを数えなくて良い工夫をする、工具などを探す時間を減らす、同時にできる作業は無いか、出荷に関係ない在庫は無いか、等々、ひとつのテーマに絞って探すと色々と出てくると思います。

仕事だけでなく日常生活にも応用できる点が多いので、トヨタのカイゼンの書籍などを読まれていない方は、ぜひ参考にされると良いと思います。

情報の共有

mori (2009年11月16日 08:40)

人と人が口論するときによくあるのが、「情報の共有化がされていない」ということです。

ケンカをしながら、「あぁ、そういう状況だったのか、それならしょうがないな」と思いつつも、1度怒ってしまった手前、素直に「自分の勘違いだったかもしれない」と言えなくなった経験はありませんか?

社内会議でも、誰かの提案について「反対する人、賛成する人」で意見が分かれた場合、双方が納得するまで話し合う必要があるのですが、お互いの立場や知識などを共有することによって結論がまとまりやすくなると思います。

誰かの提案について、Aさんは過去に同じようなことをして失敗した、Bさんは同様のことをして成功した場合など、人によって意見が分かれることがあります。

その場合、それぞれの状況も違うわけですし、失敗、成功の理由も分析して、今回の提案に当てはまるかどうかの検討をすれば、提案をした人も納得する結論になると思います。

会社でも個人でも、うまくいっているところは話合いがうまくいっているのだと思いますし、それは情報の共有についてもうまくいっているのだと思います。

そういう理由で、私の会社は全員が携帯電話を持っていて、何かあると全員宛にメールで情報配信をします。

客先のトラブルや対応、褒められたこと、何かの出来事などを普段から知っていれば、会社の方針や活動についてスムーズに理解されるようになると思います。

事実だけではなく、「一緒にうまくやっていきたい」「お互いに成長したい」「無用なケンカはしたくない」などの感情面も共有化しておけば、さらにスムーズになりますね。

裁断機

mori (2009年11月15日 07:53)

書類を整理するときに、富士通の「ScanSnap」という両面読み込みのスキャナーを使っています。

連続読み込みで、あっという間にパソコンの中にデータとして入ってしまうのでとても便利です。

もちろんカラーで取り込まれ、裏が白紙のものは自動的に削除され、ファイルはjpegとpdfの選択もできます。

カラーで取り込むことが出来るので、必要なときにはカラープリンターで印刷すると、クオリティは下がりますが再現可能です。

最近は、Sugar Syncで同期することによってiPhoneで外出先からファイルを見ることができるので、色々とスキャンしてパソコンに保管しています。

それで、本などをスキャンするときに必要なのが、裁断機です。

1度に150枚まで切れるということで、早速雑誌などを裁断してみましたが、とてもスムーズに、あっという間に裁断することができました。

10枚ぐらいの紙だと、最近は丸いカッターを転がす方式のものがありますが、あれよりも早く、綺麗に切断できます。

ハードディスクの値段が劇的に安くなってきたので、書類はどんどんデータ化してパソコンの中に入れていこうと思います。

データを読み込むときに文字認識をしてくれて、あとで全文検索もできるように設定可能なので、さらに便利になっていくと思います。

技術の進歩で、色々なものが変わっていきますね。

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日経トップリーダー 11月号

mori (2009年11月 7日 15:54)

もう10年以上、毎月読んでいる本があります。

今年、「日経ベンチャー」から「日経トップリーダー」に名称が変更された月刊誌です。

http://nvc.nikkeibp.co.jp/

店頭販売はしていないと思いますので、定期購読の申し込みをして郵送で届く形になります。

毎月テーマが変わり、内容も時代と共に変わっていきますが、編集方針で終始一貫して変わらないもの、それは「ビジネスを成功させる」という強い意思です。

成功した経営者、失敗した経営者、色々な記事が載っていますが、常に「自分を反省し、今のやり方を最善にする」という大事な部分が語られています。

昔、経営の相談ができる人がいないとき、どちらかというと周囲とまったく考えの違う自分が迷っているとき、この本を読んで元気付けられました。

「自分と同じ考えの人がいる。そしてがんばって成功している。自分も頑張ろう。」

と、何度励まされたかわかりません。

当然のことながら、出てくる経営者の方々を選んで記事を書いているのは編集の人たちですから、この人たちの考えがずっとブレていないので、毎号毎号、非常に楽しめます。

今月は、「経営者の言葉力」ということで、部下に対する言葉、客先への言葉を、成功している経営者や原辰徳監督、野村克也監督の例をあげながら紹介しています。

「確かにそうだよなぁ」と思うところが多いので、経営者の方はぜひ購読されると良いと思います。

私の会社は最近やっと損益分岐点まで戻ってきましたが、この10年、成長し続けて銀行の信頼も得られるようになった要因のひとつに、この本の定期購読というのがあると思っています。

あらゆる業種に通用する、ビジネスの基本から応用までが載っているので、毎号とても楽しめます。

もちろん、「ありがたいお話」では無く「実践的な話」が中心なので、自分の行動を変えていくことができる本です。

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名刺の整理

mori (2009年11月 5日 13:03)

年賀状作成の時期になりました。

私の会社では、お客様に名刺をいただくと、その都度パソコンに入力するようにしています。

そして、この時期に発送予定枚数を調べて印刷を注文します。

それで、今までは名刺を受け取ったあとは、会社の人達は各個人で管理をしていたのですが、今週からは個人での名刺管理を廃止し、一元化することにしました。

名刺管理をしている事務の担当者が重複チェックをして保管するので、全体としてスムーズになる予定です。

富士通のScan Snapというスキャナーで読み取って共有サーバーに画像も入れておくと便利で、なおかつiPhoneを使って外出先からも見ることができるようになるのですが、そこまでやるのは来年ぐらいになりそうです。

さて、年賀状と言えば、宛名の問題があります。

例えば、○○株式会社 営業部 △△様

というデータがあったとして、個人宛に送る分には問題無いのですが、場合によっては「営業部 御中」、あるいは会社宛にしたい場合があります。

そのときに、各データに、「この名刺は会社宛、この名刺は個人宛」というような印をつけて、なおかつ同じ会社宛のデータは出力は1件として扱って欲しいのです。

今のところ、このような機能の宛名作成ソフトは見つかりません。

もし、ご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡いただければと思います。

食事ぐらいはご馳走できると思います。(^_^)

昨年のリーマンショック後、自動車関連の受注が冷え込み、大幅な受注減となりました。

そんな中で、今年の2月に、「大型炉の設備計画」を行いました。

設備費用は3,000万円を超える大工事となります。500℃に熱したアルミ鋳物を水で急冷して硬さを出すための設備です。

今後、アルミ鋳物は大型の傾向にあり、それを熱処理できる設備はいずれ必要になってくるはずなので、「どうせやるなら今しかない」、という結論でした。

大型鋳物の熱処理に困っている会社は、すでに数社ありましたので、結果的に受注増を見込めると判断しました。

先月完成し、すでに大きな製品の熱処理も行っています。

仕様は、

有効寸法: W2,000×H1,500×L3,500m/m

使用温度: 150~600℃

電気容量: 3Φ 200V 180kW

水槽寸法: W3,000×H2,450×L4,800m/m

アルミ熱処理のアウトソーシングとしては、国内最大規模の設備になると思います。これ以上大きいと、熱処理をする品物をトラックで運ぶのが難しくなります。

しかし、さらに大きな品物の受注もあり、もう少し大きな設備にしてもよかったかもしれないと思うところもあります。

今回は、品物をナナメにして炉に入れて熱処理をするような治具を製作して対応しました。治具を内製化できるのも弊社の強みであると言えます。

ちなみに、この大型炉の設計は自社で行い、設置等も社内で行いました。

日本経済の発展のお役に立てればと思います。

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