無敵の法則(43)

【なぜ相手を褒めることが大切か】

今までの記事を読んできた方はすぐにわかると思いますが、相手を褒めるということで相手に安心感を与えることができます。

仮に、あなたが誰かを褒めたとしましょう。

その人はこういう風に思うのではないでしょうか。

「嫌いな人のことは褒めない」
「仲良くなりたいという気持ちも感じられる」
「わざわざ口に出すという行動をとってくれて嬉しい」
「自分が認知されて嬉しい」

このような感情が色々と出てきますし、なによりもあなたのことを「私の敵ではない」と思うことで相手に安心感も生まれます。また、それによって相手の緊張感も無くなっていくことでしょう。

「相手の緊張感」というのは、あなたに対してだけでなく、対人関係が苦手だったり自分に自身の無い人の緊張も含みます。

ただ、ミエミエのお世辞だった場合には「なにかウラがあるのではないか」と逆に緊張する原因になってしまいますので、もし気を付けるとすると、そのポイントになると思います。

無理して褒めることはないと思います。もしも相手と仲良くなりたいのであれば、無理して何かを褒めるよりも、「会えて嬉しい」という一言で充分だと思います。

「安心感を伝える」

というような感じに気をつけて接してみると、あなたが思っているよりも相手の反応は良いと思います。

褒めることについて、普段やっていない人は相手の良いところを見つけることが難しいかもしれません。

その時は、口に出さずにただ見つけるとか、会ったときは見つけられなくても後で考えてもいいと思います。

「他の人もやっているから、あえて褒めることはない」

と思う部分でも、全員がやっているわけではないので褒めるポイントになると思います。

口に出すときには、「お世辞」のような感じだとかえってギクシャクするかもしれませんが、もしあなたが相手を褒めることに慣れていないのであれば気にしないでやってみるといいと思います。練習になります。

外食をしたときに「美味しかった」とか「いい雰囲気のお店ですね」とか知らない人に言ってみるのもいいと思います。

身内や自分の会社などの身近な人を褒めることができるようになると、自分の周囲がとても居心地の良い環境になります。

「安心感のバリア」

とでも言うような環境で生活できるようになるポイントのひとつが、

「相手を褒める」

ということだと思います。

 

 

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