無敵の法則(63)

【若者ことば】

「若者ことば」というと、10代の人達が使う言葉という感じでしょうか。

その中から「流行語」が出てくることもありますね。

面白い言い回しだったり、「隠語」のようなものもあります。

今回のテーマは、「若者ことば」ですが、若い人限定の話では無くて、どちらかというと「気持ちが若い人のことば」という感じです。

これは完全に地域ごとに異なる話で、年齢にもよっても違ってくる話なのですが、「若者ことば」のようなものがあって、場合によってはワザと相手に対して卑下するような発言をします。

たとえば、

「あいつ」

「あのやろう」

「あんなやつ」

のような言葉あります。

これは、「自分には勢いがある」とか「あの人に気持ちが負けていない」ということを示したり、「あなたと同じ気持ち」という同意を求めたり、「こんなことまで言ってしまう勇気」を示す場合もあると思います。

どちらにしろ本人が聞いたら不愉快になるような言葉をワザと使う人達がいます。

若い人だけではなく、特定の地域だけの話でもないのですが、たまにいますね。

周囲にいるのもそういう人達の場合、すなわちそういうグループの中にいるときにはそれほど気にならないかもしれません。しかし、やはりその言葉を発する時には少しながら本人に緊張感があります。

そして、その緊張感は周囲へも影響していきます。

「無敵」という観点から考えると、「敵を作らない」ということが理想で、それを考えると周囲に緊張をさせるような行動をとらないこともポイントです。

また、当然ですがウワサ話で「◯◯さんがアイツと呼んでいた」ということが本人に伝わることもあります。

そして、そのときに周囲にいた人達は、あなたが誰かのことを卑下するような発言をすることを聞いて、「もしかしたら自分も影で言われているのかもしれない」と思うかもしれません。

ちょっとした言葉ですが、少し気をつけてみるといいと思います。

昔からの習慣になっていて自分では気が付かない場合もありますので、もしかすると「私は変なヤンキー言葉使ってないかな?」と友人に聞いて確認してみるのもいいかもしれません。

そういう言葉をまったく使っていない人達も多くいます。その方々は、周囲でそのような友人を見かけたらちょっとその人の状況についても注目してみて良いと思います。

ちなみに、

「あの素敵な人」

という言葉は、言葉自体は問題ないのですが、どのような状況で、誰にどのように言うかでとても「嫌味」なニュアンスを含めることがあります。

「単語」を含めた「言葉」がありますが、「どのような気持ちで言ったか?」ということもとても重要です。

「どのような単語をつかうか」

「どのような言葉遣いにするか」

ということは大切ですし、そのときの

「気持ち」

もまた影響を持ちます。

もし「気持ち」が落ち着かない状況の場合には、

「周囲に緊張を生まない行動を取ったほうが良い」

ということを考えると、言葉に気をつけておいた方が無難だと思います。

「若者ことば」というのはエネルギーをダイレクトに伝える感じかもしれません。

年齢が増してパワーの出し方が変わってくると使わなくなってくる言葉があります。

経験上、使わないほうが良いと学んだ単語もあると思います。

その辺の基準としては、やはり周囲との摩擦を生むかどうかという判断もあると思います。

「若いうちはイケイケ」ということがありますので、どんどんやって行くと経験もたくさん積むことが出来るので成長も早いと思います。

結局、「あんまり変な言葉を使うとややこしくなるな」という理由もあって、年齢が増していくと言葉遣いも丁寧になってくる傾向があるように感じます。

 

 

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