無敵の法則(54)

【家庭のトラブル(3)】

家庭内だけの話では無いのですが、特に家庭内で起こることが多いように思うのでこのタイトルにしました。

周囲の環境に影響されるという話をしてきました。

今回は、その影響に対抗することが難してく困っている場合です。

緊張を生む人は、周囲に対しても自分に対しても緊張を生むような行動をしています。

愚痴を言ったり、誰かの悪口を言ったり、自分を蔑んだり、社会批判などをしています。

それらについて、それをやって欲しくないとか、その人のためにもやめさせた方がいいと思う場合もあるでしょう。

あなたは何か一言、注意するかもしれません。

そのときに、相手がそれに気づいてやめてくれれば特に問題もありませんし、かえって良い結果になると思います。

しかし、家族の場合は特別かもしれませんが、相手の話を聞かない場合が多くあります。また、自分を変えたくないという気持ちから、あなたの話を無視するような結果になってしまうことがあります。

それによって、あなたの気持ちも行き場が無くなり不快さが増してしまうかもしれません。

すぐに結果が出ないこと、簡単にはできないことなのに、ついついやってしまうことがあります。

具体的には、

相手の行動を止めようとすること。

相手を変えようとしてしまうこと。

です。

これは、ついチャレンジしてしまい、でも相手が変わらないからイライラしてしまう結果をもたらします。

警察官が制止してもやめない人、刑務所に入っても変わらない人もいます。

周囲からのアプローチでは変わらないことがあります。

変化は自分の内側からやってくると思います。

外からの影響で変わる場合もありますが、たいていはすでに自分の中にあって、それに気づいたときに人は変わると思います。

もし、誰かが愚痴を言ったり悪口を言っているときに、

「悪口は言わないほうがいいよ」

とアドバイスしたとしましょう。

相手が「あ、そうだね。ありがとう。」と言ってくれれば気持ちがいいのですが、それはとても稀なケースだと思います。

よくあるのが、

「だって、事実を言っているだけだよ」

と反論され、あなたのことを「話を聞いてくれない人」、「理解できない人」、「話の腰を折る人」のように思われてしまうこともあります。

相手を変えようとするアドバイスは、けっこう拒否感が強いので反発されることが多いと思います。

相手を変えようとせずに、気づかせるような発言の方がもうちょっと良いだろうと思います。

「それって悪口だよね」

と指摘してみる人もいると思います。雰囲気は壊れにくいのですが、やはり相手への批判っぽくなります。

もし耐えられるのであれば、内容をよく聞いてあげて、

「大変だね。辛いね」

と声をかけて安心させることが先にできればいいですね。ただ、それを続けると毎回毎回、あなたのところに来るようになってしまうという心配もあるかもしれません。

そのときには、

「なんか楽しくしてない今のあなたは、あなたらしくないね」

という一言を言ってみるのもいいかもしれません。気づく人は、あなたの前では楽しくしようと思うでしょう。

また、あなた自身がいつも楽しそうにしていると、「環境に影響される」「環境を壊さないようにしようと思う」という法則も働いて、相手も愚痴や悪口を言わなくなる確率が上がりそうです。

相手からの影響を拒否するあまり、相手に何か言ったり何をやってしまうのは、大抵はうまくいかずに逆にあなたのイライラが増幅される原因となります。

「影響する」ということから考えると、相手を変えるよりも自分を変えるほうがより解決の可能性が高いと思います。

難しいかもしれませんが、あなたがいつも笑顔でいて楽しく過ごしていると、その影響であなたの周囲はいつも楽しく明るい雰囲気になるでしょう。

机上の空論のように聞こえる人もいるかもしれませんが、そのようにして楽しく過ごしている人はたくさんいますので、人によっては「何をいまさら」という感じもありそうです。

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