無敵の法則(11)

【指摘しつつ肯定する】

「火を消したつもりのようでしたが、ちゃんと消えていませんでしたよ。周囲に燃えるものは無かったから大丈夫ですけど。」

と、相手がやってしまったことに対して注意をうながす場合に、あらかじめ「そのままでも大丈夫」というような理由を考えてから、それとセットでいう言うと印象が柔らかくなります。

あなたも、何かを指摘された時に、

「◯◯はやらない方がいい。」

とだけ言われるよりも、

「◯◯はやらない方がいい。まあ、そのままでも大丈夫だけど。」

と言われる方がまだ気持ちの辛さは減ると思います。

「理由を言ったほうがいい。」

という理論もありますが、例えば

「◯◯はやらない方がいい。なぜなら△△だから。」

と言われたとしましょう。

もし、あなたがそれを知らなかったり忘れていた場合には効果はあると思いますが、それをすでに知っていた場合には「おせっかい」と思うことはありませんか。

あなたが誰かにお願いするときに「お願いします。◯◯なので。」と理由を説明した場合、知らない人ですと納得してもらえることも多いので効果はあるかもしれません。

しかし、自分の行為でなく、相手の行為に対して理由を言った場合には相手を「無知な人」と判断しているように思われることもあります。

「自分の行為に理由を言う」のと「相手の行為に対して理由を言うこと」とは印象が変わってきます。

また、「◯◯はやらないほうがいい。」という注意をする言葉を言わずに、「そのままでも大丈夫だけど・・・」とだけ言った場合には、

「じゃあ言うなよ」

という気分も残ってしまいます。

もしあなたと相手に共通の知り合いの□□さんがいるのであれば、

「◯◯はやらない方がいい。□□さんに見つかるとややこしいから」

という表現を使うと、相手には受け入れやすくなります。

ただ、それは□□さんを否定することにもなりますので、よりスムーズな生き方を目指すのであれば第三者の名前は使わないほうが無難です。

その会話自体を□□さんに聞かれてもまったく問題がない場合には大丈夫だと思います。

また、他の表現としては、

「◯◯はやらない方がいい。あなたの評判が下がりますよ。」

と相手のプライドを少しくすぐりながら指摘することも出来ます。

あるいは、

「◯◯はやらない方がいい。あなたの健康が心配です。」

と相手を気遣う気持ちを表現するのもよいでしょう。

何か注意をする時には、相手を思いやる気持ちを同時に伝えると相手を傷つけることを最小限にできる効果があります。

相手の心が傷つくとあなたが望む結果は得られなくなる可能性が高まります。

「何を伝えたか」よりも、「傷つけられた」という感情が残ってしまう場合があります。

とっさに出てこないかもしれませんが、メールなど時間をかけて考えることができる場合には気をつけてみると良いポイントだと思います。

「指摘しつつ肯定する」

というのは、もし可能であれば相手が行った行為については気持ちを汲んであげて肯定することを付け加えると関係がスムーズになるということを考えてみました。

目的が相手を傷つけることでは無く、その行為をやめたほうがいいと思う場合には特に気をつけておいた方が良いと思うポイントです。

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