無敵の法則(60)

【自分を許すこと】

これは人によってはすでに当たり前になっていて、でも出来ない人にはどうしても出来ない話だと思っています。

「言うのは簡単だけど出来ない」

という事ってありますが、これもそうですね。

ほんのちょっとしたことですけど、例えばこんな発言をしていませんか?

「あの人に比べて、私なんか・・・」

「あの人の方がすごい。」

「自分なんか、まだまだ」

「いやあ、たまたまですよ」

「こんな自分じゃいけない」

「自分はダメなやつだ」

「なんでこんな自分なんだ」

「いいところがひとつもない」

「あの人がうらやましい」

こんな事を冗談でも言っている人はいませんか。

日本は「謙遜」の文化がありますので、まあ気にならないという感じもあるかもしれません。

確かに、

「私はうまくいってる」

「あの人よりすごい」

という発言は周囲の人を不快にさせることがあります。

しかし、だからといって自分を卑下したり下の立場にするような発言をわざわざすることもないと思います。

試しに、

「自分が大好き」

「自分のことを許しています」

「自分を許せる」

と言ってみた場合、素直に言える人は大丈夫だと思います。

これを言えない人は、どこか心につまらない感じがあるかもしれません。

言葉に出さなくても、なるべく自分を許す方向で考えてみるのも良いと思います。

自分を許してみると気がつくのですが、世の中、それほど怖い場所ではありません。

緊張して、警戒して、心配して、ちゃんとしなきゃと思うと、けっこう自分を許せなくなるパターンがあります。

自分を許せるようになると、

「他人を攻撃しなくなる」

「相手を理解したくなる」

そして、

「結果的に自分を好きになる」

の流れになると思います。

自分を無理に好きになろうとしても難しい場合があります。無理することはありません。

出来ないときに、出来ない自分を責めないで放置しておく習慣も良いと思います。

自分をそのまま受け入れると言っても、受け入れるのは難しいですが、これは習慣の部分のあります。

あるがままの自分だと、そのままじゃいけないと思ってしまうこともあるかもしれません。

そして、何かやらなきゃ、行動しなきゃと焦ってもよけいにできないこともあるかもしれません。

まずは気持ちを落ち着かせた方がいいと思いつつも焦ってしまう。

嫌なことがあったら逃げても、意外に平気だったりします。特に悪気が無くて善意でやったことはたいてい大丈夫だと思っています。

自分を許して好きなると、

「誰かに攻撃されても自分がいつも味方」

という最強の状態をキープ出来ます。

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