無敵の法則(13)

【相手が求めているものを与える】

あなたは、あなたの事を否定されて嫌な気分になったことがありますか。

あなたを否定するというのは、あなたの考えを無視したり、あなたに価値を置かなかったり、あなたの事を気に留めないということも含まれます。

逆に、あなたを肯定するという意味では、あなたが求めているもの、欲しているものを提供することでそれを表現することもできます。

これは、具体的なプレゼントだったり、何かの情報だったり、何かをしてあげたりということでも可能だと思います。

会話の場合には、あなたの話にうなずくようなボディランゲージ、「そうですね。」というあなたへの同意、「自分もそうだ」というあなたへの同感、そしてあなたの考えをそのまま口にすることも肯定になります。

では、ここからは相手に対する行動として、ひとつひとつ見ていきましょう。

1.相手の話にうなずくボディランゲージ

「ボディランゲージ」という言葉を発明した人は天才だと思います。体を使って上手にコミュニケーションを取り合うことができます。

相手の目を見たり、笑顔を作ったり、うなずいたり、は相手に同意する代表的なボディランゲージです。

これによって相手は否定されたと思うことはなく、気持ちよく続きを話すことができます。

2.「そうですね。」という同意

実は、この一言だけを待っている人がどれだけ多く存在しているか、というほどの非常に大切な言葉です。

この言葉だけで、他の言葉はなくてもやっていけるのでないかと思うほど強力な同意の言葉です。

あなたが何かを言ったときに、

「そうですね」

と言われたいですか?

もしなにかひねくれた考えを持っている人ではないのであれば、まさにあなたが言われたいその言葉を、相手も待ち望んでいるのです。

3.「自分もそうだ。」という同感

これは、たとえば冷たいプールにふたりで飛び込んだ時に、

「冷たい」

「そうだね」

というのが普通の会話で、普通に期待されています。

「冷たい」

「これぐらいじゃ冷たいとは言えないね。」

という場合には、やはり何か否定された感じがします。

ただし、否定した人が自分の尊敬する人や何かを教えてくれている人の場合には、
「さすがだ」
と感心することもあります。

それは、自分よりも上級者は自分を否定するだろうという事実を認識しているからです。
わざと少しややこしい表現をしましたが、何かを教わる場合、自分とまったく同じ考えの人は自分と同じレベルですから、教わることはなく普通に友達だったりライバルだったりします。

自分ができていないことをやっている人から見れば、自分はその人から見れば否定される部分があるのは当然で、それを修正したいと思っているわけですから、否定されてもしょうがないという気持ちになります。

会話は状況によりケースバイケースですので、このブログで取り上げた事例以外にもたくさんのパターンがあると思います。

基本的には、もしあなたが相手に同感しているのであれば、それをそのまま伝えることはとても良いと思います。

4.「相手の考えをそのまま口にする。」

おなかが空いていそうな人に、「おなかが空いてそうですね。」と言ってみたり、「疲れていそうですね。」と相手が言う前にこちらから声をかけるのも良いコミュニケーションとなります。

「疲れた」

と相手が口にしたときに、「疲れたんだね。」とそれだけ言うのも、とても良いと思います。

「痛い。」

と相手が言ったときに、

「それぐらい大丈夫」
「自分はもっと痛いことがあった。」

といきなり言うのではなく、

「痛いんだね。」
「痛そう。」

と言うと相手は安心します。それを口に出したということは、あなたにそれを伝えたいという気持ちがあると思います。

ただし、緊張してそうな人に「緊張してそう」と言った場合、その人がそれを忘れたいとかその状態を意識したくないという場合には逆効果になります。その場合には、「それを忘れたい」「それを意識したくない」ということが、相手がわかってほしいと思っている事実となります。

確信がない時には、相手の気持ちや状態をこちらから言わない方が無難ですが、話のきっかけとして

「いま緊張してる?」

という相手に聞くような表現であれば大丈夫だと思います。

人と人はお互いを思いやる気持ちがあってもコミュニケーションのやり方を失敗するとスムーズでは無くなると思います。

それなので、少し思うことを書いてみています。

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