無敵の法則(37)

【あなたが怒ると、なぜ損なのか】

「たまには叱ったほうがいい」

「感情的でなければ、きちんと怒ったほうがいい」

「怒ることと叱ることは違う」

ということを聞いたことがありますか。

怒ることや叱ることは本能にも関わっているようで、それをやめることはできないという話も聞きます。

それについてはよくわかりません。

ただ、ひとつ言えることは

「あなたは怒ると損をします。」

という事です。

「損をする」

というと、

「損得勘定で行動するのか」

と言われそうですが、ここでいうところの損得は、どちらかというとこういう感じです。

「美しい花をその辺に適当に置いておくよりも、よく見えるところに飾っておかないともったいない」

という、「もったいない」的な印象です。

怒って相手に伝える場合には、当然ですがあなたには不安や怒りや恐怖があると思います。まったく無いときに怒るとは思えません。

また、相手のためを思ってそれらの感情がゼロなのに怒る人もいるかもしれませんが、そもそも「怒って伝えないとダメな状況はあるのか?」ということがあります。

熱くなっている鉄を触ろうとした子どもを止める場合に大きな声を出して制止することはあると思います。

うっかり道路に飛び出そうとした子どもを止めることもあると思います。

そういう時に、つい大きな声を出してしまうのは、当然ですが恐怖や不安の感情が出ていると思いますし、緊急でもありますし、大きな声で知らせる必要があります。

それは「叱る」や「怒る」に分類されることもあると思いますが、緊急の場合には分類されないこともあると思います。

ただ、もしもビジネスでのお客様や、あなたが逆らえない怖い人が同様に熱い鉄を触ろうとした時に、子どもにするような大きな声を出すのかどうか。

もしかしたら、そのときには若干ソフトになって「怒り」「叱る」というイメージにはなっていないかもしれません。

これについては、その時になってみないとわからない想像の話ですのでここまでにしておきます。

さて、話を戻します。

「なぜ怒ると損なのか」

私はこれはけっこう重要なことと思っています。

あなたがもし、部下や子どもが何かをやってしまったときに怒ったり叱ったとします。

それを見ていた人は、その人は当然ですが怒られていないし叱られてもいません。

安全地帯にいるといっても良いでしょう。

しかし、あなたが怒っている姿を目撃することで、

「ああ、あの人も怒ることがあるんだな」

と認識します。

その後、その目撃した人が自宅に帰った時に、あなたの荷物を間違えて持って帰ってきてしまったとします。

それに気づいて連絡をしようとした時に、怒っている姿を見てしまうと、あなたが怒っているところが想像出来てしまいます。

すると、

「もしかすると怒られるかもしれない」

と余分な緊張を生むことになる可能性があります。

あなたの怒る姿をまったく見ていなかった人は、

「あの人が怒ることは無いだろう。想像できないし。」

となります。

つまり、あなたへのイメージは常に良いものになります。

この部分で損をしなくてすむと思います。

また、陰口やウワサ話というものもあります。

例えば、Aさんに対してあなたは悪口や否定的なことは思ってもいないし口に出したこともないとしましょう。

そしてまた、あなたとAさんに共通の友人のBさんがいるとします。

その時に、BさんがAさんに

「なんかAさんのことを怒ってたよ」

とあなたがAさんに対して怒っていたという嘘かオーバートークをしたとしましょう。

そのときにAさんがあなたのことを思い出します。

「あの人が誰かのことを怒るのは想像できない。きっとなにかの間違いだろう」

となる方が多くなります。

逆にいつも怒っている姿を見られていると、

「あんな風に私のことも怒っているのかな」

とすぐに想像出来てしまうため、変なウワサが連鎖してしまう原因にもなります。

あなたが怒っている姿を連想させないためにも、人前で怒るのはあなたにとって損だと思います。

誰かの悪口を言うのも同様です。

長くなったので、この話の続きは次回にしてみます。

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