先日、靴を買いました。
今までは、靴ベラを使わないような楽に脱ぎ履きできる靴を履いていたのですが、最近は靴ベラを使うようになりました。
靴ベラを使わなかった理由は色々ありますが、特に外出先で誰かを待たせたり、靴ベラが無い場所があったりするのも困りますし、何より普段は楽ですね。夏はサンダルやビーサン、雪駄などを履きますので、その方が楽でいいです。
逆に靴べらを使うようになった理由を書いてみます。
今年になってから靴を下駄箱にいつも入れるようになりました。断捨離をしたり片付けをするようになると、玄関もスッキリ點せたくなります。
最初は靴を脱いだ後にきちんと揃えていたのですが、なんとなく気になって下駄箱にしまうようになりました。
そうすると、靴もピカピカの状態が良いと思いますし、気に入ったデザインの靴も履きたくなります。
いい感じの靴は、どちらかというと足にフィットするので靴ベラが必要なものになってきます。
それで、今まで大事にしていて履いていなかった靴を履くようになったのですが、けっこう気持ちがいい。
それなので、古い靴を処分して新しく2足を買いました。
プラダの靴は「すぐにダメになる」という噂がありますが、もったいなくて履いていなかったのでよくわかりません。写真の靴は2足目です。以前買ったものも履くようにします。
それと、もう1足はリーガルです。リーガルのお店で「どうして何十年も人気が続いているのですか?」と聞いたら、「耐久性もあって、作りがしっかりしているのと、その割に価格が安いからです。」と言われました。靴底は周囲を塗っているので剥がれにくいそうです。
毎回、靴ベラを使って靴を履くようになりましたが、とても良い感じです。
それは、どちらかというと「儀式」という感じでしょうか。
靴を履くときに、靴に感謝したり自分の健康に感謝したり、スーツで出かける楽しさを感じます。ちょっとの時間ですが、以前はそういう心のゆとりの時間が無かったなあ、と思います。
何かに感謝して生きていくことは、とても贅沢な気分というか、人生の醍醐味という感じもします。
ちょっとの時間ですが、神社にお参りするぐらいの新鮮な気分になれるので、これは儀式的なものだと思います。
少しずつですが、生活様式が変わってきている気がします。