夢の中で

最近、気づいた事があります。
まだ自分の中で消化出来ていないというか、どういう事なのかわからないのですが記録としてブログ記事にします。

今まで一緒に仕事をしてきた人の中で、どうも話が合わない人たちがいます。
お互いに話は理解できるけれども、なんだかやることが違う。
場合によっては私は止められてしまいます。
私はその手の人達を「慎重な人」「仕事が丁寧な人」「きちんとする人」と思って尊敬する事もありました。

しかし、どうもそういう人たちは「計画する事が得意」で「実行しない」という感じがします。「やってみなければわからないこともあるし、とりあえずやってみればいいのに。」と思うことも多くありました。
「失敗したくないんだろうなあ」とは思うのですが、それにしても着手をしない。
経営者であれば、何もしなければ収入が無くなるので急ぎますが、その人達は特に経営者でもありません。
それでのんびりしているのかな、と思うところもありました。
でも、経営者の中にもそういう人がいます。

私が気づいたのは、その人達は「夢の中にいる」という感じです。

夢の中で計画を立てて、うまくいくと思っている。その状態の人に何かを言ってもハッキリとした回答が得られるので見分けはつきません。
ただ、何かを実行しようとすると何かの理由を付けて進みません。本人はやる気もあるので「そうなんだろうなあ」と思います。

私が気がついたのは、その人が計画を立てていることについて経験が無いという事です。最初は「経験が無いからわからないんだろうなあ」という程度に考えていましたが、あまりにも行動に移さないので不思議でした。

私が手伝おうとすると嫌がられるので変だとは思っていました。

その感覚をどう表現すればいいのかわからなかったのですが、「その人は夢の中にいる」という感じがしました。

現実が怖いとか、現実が嫌だ、というわけではなく、「現実は別世界だ」という感じです。

何かを実行しようとしても、そこから先は自分のゾーンでは無いと思っているようで、非常にスムーズにそれを避けます。理由を聞いても納得いくものです。

本人はやりたいと思っているのに、なぜかそれをやらない、そこに行かない。

結果的には現状維持の人です。ドリーマーと呼ぶのかキーパーと呼ぶのか。

保守は「保つと守る」ですが、保守は頑なに新しいものを拒むイメージですが、夢見る人たちは新しい事にもチャレンジする気持ちがあります。でも、結果的には新しいことはやりません。一生、準備が整わない感じです。

話をすると気が合うのですが、いざ実行しようとすると話が合いません。私から見ると遅く感じます。

どちらがいいとか、良くないという話ではなく、そういう人もいるんだな、と思いました。

まあ、一緒に過ごすことは出来ますし、遊ぶことも出来ます。仕事はお互いに合わないだろうなあ、という感じです。

楽しみながら仕事をしたいので、ペースの合う人が組んだ方がスムーズです。

関連記事一覧

  1. morimasaya.jp
  2. morimasaya.jp
PAGE TOP