昭和の選挙の終焉

衆議院議員選挙も、終盤になりました。私はコロナにかかってしまって寝ています。今日はさすがにメール等の返事をするために起きてきましたが、また寝ます。ついでにブログ記事もアップしておこうと思います。

今回の選挙は「裏金問題」が大きく取り上げられていますが、そもそも、そこは本質ではないと思っています。問題は私達の生活がなんだか忙しく満足できないようなストレスフルな毎日だったり、外国人が増えてきて暮らしが変わってきていることだったり、いつのまにか増税されて個人や会社の負担が増えていること、また、一部の人達のところにお金が流れる仕組みができていること、特に税金変なところに流れていることなど、色々とあります。それらを改善してくれるのであれば裏金ぐらいは多めに見てもいいぐらいかもしれません。もちろん、違法行為は駄目ですし、そういうことをする人が国会議員というのも駄目ですが、裏金も何もしていないが増税して日本を貧しくしながらもアメリカ追従で、さらに危険な除草剤を許可するような政治家は違法行為がなくても退場していただきたいです。

それと、本来、地元のことは地元の国会議員ではなく、都道府県知事や市町村の首長にお願いすればいいのではないかとも思います。国会議員は世界の中の日本、そして日本の法律について考えるべきで、地元の道路を通すことは些細なことになるのではないでしょうか。政党にしても、参政党、国民民主党、れいわ新選組のように党内で意見を統一する政党はわかりやすくていいのですが、党内で意見がバラバラなのに比例で党名を書くというのは変ですよね。ここも疑問を持つ人はいると思います。

ついでですが、いっそのこと小選挙区制度もやめて、単純に全候補者を得票順に合格させればいいのではないかとも思います。よく考えないで言っているので不都合などあるかもしれませんが、法律的な問題だけだとすれば、法律を変えればいいだけです。たとえばそれによって群馬県にはひとりも国会議員がいないとして、何が困るのでしょうか?日本全体としては有益なはずです。むしろ、地元ばかり優先する国会議員はいなくなるのではないでしょうか。各都道府県を平等に見てくれるようになると思います。淡い期待かもしれませんが。

そんな風に考えていくと、法律に沿って考えれば裏金議員は駄目ですが、日本全体を考えたときには地元のことや自分の家族や知人を優先するようなことを考えている議員も必要ないと思います。

選挙は私達国民が意思を表明できる唯一の手段です。

さて、最近はSNSの普及で一般の方々も知識が増えました。外国人の人が簡単に運転免許を取れることの問題も知りました。日本国債を発行しても将来の負担にならないことも知られるようになってきました。財務省の緊縮財政に「No」という人も増えました。「特別会計の闇」とか「日米合同委員会の闇」、「ODAのバックマージンの闇」など、日本に「闇」と呼ばれる部分があってもいいのかどうかについても考えたいものです。

今までのように「地元でよくやってくれているという評判」とか「知人に頼まれたから」ということで一票を投じる人はまだまだ多いと思いますが、今回の選挙を見ると従来の昭和的な選挙は終わりだな、と思います。昭和的というのは、立候補者の個人演説会に参加するように呼びかけ、集まる人数が少ないと怒られ、仕事を休んででも参加するような圧力。そして行ってみると肩書きのある方々の挨拶と、本人の「今回の選挙は大変です。お力をお貸しください」というスピーチ。候補者がわくわくする政策を語らなくても、勉強不足でもなんとかなったのが昭和の選挙だと思います。参加している人たちは喜んでいたのだろうか?どちらかというと自分の利益を優先した人が集まる感じです。

今は、自分が応援したい候補者のところへ自分の意思で行くようになってきています。自らの意思で会社を休むことはあるかもしれません。また、選挙期間だけ焦って良いことを言うようなのではなくて、普段から政策を語る情報発信をしている候補者が人気ですね。こちらは、自分の個人的なことよりも日本全体のことを考えている人が集まってきていると思います。

「もう騙されないぞ」というのがキーワードで、まさにWeb3のような双方向ネットワークの動きが令和の選挙だと感じます。

ネットの力を見せてくれたのは私の理解ではNHKから国民を守る党が最初だったと思います。とはいえ、そこにたどり着くまでに立花党首は10年ぐらいYouTubeに投稿していたと聞いています。一朝一夕では出来ないことですね。その後、参政党が出てきたり日本保守党も出てきていますが、従来の政党でも国民民主党やれいわ新選組はSNSを活用していると思います。日本維新の会や立憲民主党、自民党は所属する一部の議員だけが情報発信をしているイメージです。日本共産党や公明党はよくわかりません。それぞれ、とても良い政策を出している部分もあります。公明党は自民党とくっつかない方がいいんじゃないか、と思うときもあります。公明党の主張をもっと言って欲しいというときがあります。

私達が選挙で投票するのは「未来への希望を託す」というわけですから、議員の知人や後援者の方々の生活を豊かにするとか、いつかは大臣になる人とか、そういうのはまーーーーーったく関係ありません。

亀井静香氏は「いつCIAに命を狙われてもかまわない」と言っていましたが、そういう言葉に私は感動します。あれはもう10年以上前になりますが、日本経済復活の会でよく話をしてくださいました。

現状、世界を見るとBRICSのメンバーも増えて動きが加速しています。脱アメリカも世界中で加速しているのではないかと感じます。トランプが再選されれば、また流れは違ったものになるかもしれませんが、日本は取り残されるようになるかもしれません。あまり外国の文化が入ってきすぎて日本の伝統文化が失われるのは避けたいところなので、かえってBRICSの方が個々の国の文化を大事にするというイメージがあります。日本はアメリカ(というかアメリカを支配している人たち)に壊されてきたような感じがしています。

私はコロナで寝ていましたが、毎日を急いで生活していたなあという反省も出ました。食べ物をよく味わってゆっくり食べて、季節の変化をゆっくりと味わう、そういう生活がいいなあと思います。お互いに競争するのではなくて、助け合う生活、それを世界中で実現できればとてもいいことだと思います。

そういう期待を込めて、選挙の投票に行ってきます!(今日は行けませんけど・・・)

 

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