こないだ、たぶんゼログラビティか何かを観た時に予告編でやっていて気になった「LIFE」を観てきました。
ストーリー、その他に期待していたわけではなく、広大な風景と現地の人たちとの映像が気になっていました。
で、実際に観てみると、ストーリーは予想外に若干コミカルで若干恋愛ものな感じでまあまあ楽しめたんですが、やはり映像がグッドでした。
ナショナルジオグラフィックとか、そんな感じのビビッドな感じの色合いで、見たまんまの色合いよりも原色が強調されている感じです。
どの場面でも、色合いが意識されていると思います。まあ、当然ですが映画を撮る人たちは画面の色合いとかを気にしていると思うのでこの映画が特別というわけではないんでしょうけれど、この映画に関してはストーリーよりも映像がメインのような気がしました。
つまり、「こんな風景をこんな感じで映像にしたい。」というのが先で、そのためにストーリーを作ったような感じです。カラフルな民族衣装を着て黄色いサッカーボールで遊ぶ人たちの映像は、まさにそんな感じです。
また、自然界をそのまま表現するというよりも、何か人工的なものが画面に入ってきているようで、人の手が加えられたものや人工物の色彩や美しさも映像になっているようでした。
そんなわけで、映像がとても美しく、なんとなく「もう1度観てみたいな。」と思う作品でした。カメラマンという職業についても認識を新たにしました。んー、でもストーリーは別にもう1度観たくなるような感じじゃなかったかな(^_^;)