インフレという言葉自体、意味がわからない方もたまにいらっしゃいますが、私もあまりよくわかっていません・・・。
まあ、それはともかく、通常は「物価上昇」ということで考えていると思います。
ちなみに、インフラは水道・ガス・道路などの生活向上設備全般ですね。
インフレというと、例えばナチス・ドイツ以前のドイツや、最近ではジンバブエが有名ですが、1個100円だったものが、1ヵ月後には1個100万円になってたりする状況です。物価がどんどん上がります。
物価が上がると生活不安に直結しますし、経済のバランスも崩れます。
今、なぜインフラの話をするかというと、経済政策として、「インフレの抑制」というのが非常に重要なテーマになっているからです。
世界的に金利を決める機関がありますが、金利を決めることによってインフレをコントロールしようとする狙いもあります。
ただ、過剰なインフレを恐れるあまり、今のようなデフレの状況でもインフレ抑制を考えている政策が行われているようです。
インフレとは、経済成長という面もありますが、なぜインフレになるかというと、需要が供給を超えるからです。
つまり、100個あったものが1個しか売っていない状況になったときに物価の上昇が起こるのです。
今の日本は、生産能力があるので過剰なインフレにはなりませんし、また、デフレの時にはインフレにすることによって回復していきますので、インフレ政策を望みます。
具体的には、やはり政府が財政出動をするべきということです。これについては、アメリカや中国、ヨーロッパも同様の考えで進んでいるのですが、日本はどうも先に進みません。
公共事業が悪なのでは無く、一部の人が不正に儲けるような公共事業のあり方が問題で、政府は積極的に公共投資をするべきだと思います。
バラマキという言葉を選挙対策と同義語に思って敬遠する人もいらっしゃいますが、経済的には非常に有効です。
あまり広く公共投資をしてしまうと、共産主義のようになると言う人もいらっしゃいますが、将来の自然エネルギーの開発、ロボットの開発など、国が行わないとできない仕事もたくさんあります。
学校へのパソコンの導入や、高度医療、農業対策など、どんどんやっていって欲しいと思います。
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