「仕事」 に関連する記事

失敗について

mori (2013年7月18日 10:09)

失敗するのは嫌ですね。時間やお金を無駄にしたり、誰かに怒られたり白い目で見られたり・・・。

「失敗しないように」

と気をつけていても、経験の浅い分野は特に失敗してしまいます。先輩がうまく教えてくれればいいのですが、いずれ旅立つ時もきます。あるいは、その先輩もまた新しいことにチャレンジして失敗することもあるでしょう。

「失敗しない人はいない。」

などと思っても、なんの気休めにもなりませんね。

ただ、

「失敗しないで成功した人はいない。」

と表現を変えると少し希望の光りが見えませんか??

普通に毎日同じことをして過ごしていると大きな失敗はありません。たまたま失敗することはあっても、それはたまたまです。

成功する人は、自分の限界を越えようとしたり新しいこと、不慣れなことをやるわけですから失敗することも多くなります。

「失敗に慣れる。」

というのは失敗することを気にしなくなるのではなく、目標を見失わないとか達成しないとダメなんだという強い気持ちが勝っている状況だと思います。

でも、

「成功するためには失敗をどんどんしよう。」

と思うこともないですね。失敗したくないのであれば、やはり慎重に行動することがベストです。瞬間的に大きな決断が必要なときもあるかもしれませんけど。

と、ここまではやはり相対的な話です。

成功・失敗、お金持ち・貧乏、欲しいものが手に入る・欲しくても持っていない、等々、生きている限りはそのようなことが起こり、感情も動きます。

瞑想する人が増えていますが、やはりもっと自分自身の深いところに根をおろし、そこに常に至福を感じることで相対的なことがらの印象が弱くなります。喜びが無くなることではなく、自分自身の中で喜びが大きくなるために対象物の印象が減るということです。

今まで甘いと思っていたお菓子が、もっと甘いお菓子を食べることで甘さが減ってしまいます。でも、それはもっと甘いお菓子を楽しめるようになった状況があるからで、人生の楽しみが減ったわけではありません。

失敗をしても強く後悔せずに、目標をしっかりと定めて行動するためにも、瞑想はとても良いと思います。

独立を考えている方へ

mori (2013年7月15日 18:48)

サラリーマンをやっているとすると、私が1番困ることと言えば上司との意見の違いです。

例えば、「お客様に荷物を持たせたままにしない。」とか「要望があればすぐに対応する。」などに気を配りたいと思っていても、上司がそれについて「どうでもいい。」と考えていたり、あるいは「それは必要ない。」という考えを持っていると、その職場にいるのは辛くなります。

何と言っても、お客様の反応が寂しげだったり、他の店にお客様が移っていってしまうのをじっと我慢して傍観していることには耐えられません。

そんな時には、「自分で会社を立ち上げよう」と思うかもしれません。

当然ですが、お客様へのサービスを重視すれば自分の会社の方が売上も上がりますから安泰です。

ただ、よーーーく考えなければいけませんね。それでも今の会社が成り立っている理由も分析すべきです。顧客への対応が良くないのにビジネスとして成り立っているのはなぜか?

品質や製品が他に無いものかもしれません。あるいは、赤字を誰かが補填しているだけかもしれません。

後者の場合は、いよいよ独立してもやっていけそうです。ただ、それも赤字の原因は「やり方が良くない。」のか「人気の無いものを扱っているのか」などの分析も必要ですね。

と、まあそんな感じで1番初めは「やりにくい」から始まって「分析」へと進むわけですが、それでもその理由だけで独立するのはまだ早いです。

核心のところは後で書きますが、まず独立するとひとりで何もかもやらなくてはいけなくなります。電話の申し込み、支払い、入金、銀行との交渉、細かな買い物、各種手続き、帳簿、パソコンの配線やコピー、広告、等々、本業以外のやることが大量に発生するのでひとりではかなり厳しいです。仕事の内容にもよりますが、自分でお客様との対応をするビジネスの場合には特に気を付けたいものです。

屋台のラーメン屋のご主人って、のんびりしているように見えますが、仕入れをしたり仕込みをしたりとかなり大変だと想像しています。適当にやっている人もいるかもしれませんが、適当にやっていると家族が食べていくだけで精一杯ということにもなりかねません。

さて、独立するまでは慎重に考え、準備をして実際にビジネスをやると仮定して話を進めましたが、私が思う1番大事なこと、それは「人脈」です。

どうも「人脈」というと「人脈を作る。」「人脈を作らなければ。」「人脈の交流の会合に出ないと。」みたいに思う人もいますが、平たく言うと「知り合い」っていう感じでいいと思います。

独立する前も後も、とにかく「人」です。

「誰かが何かをしてくれる」という棚ボタ的なことではなく、「気分転換になる」「何かを知っている」というところが大事だと思います。

例えば、「パソコンに詳しい人」「広告に詳しい人」「経理に詳しい人」などがいればかなり安心です。でも実際はそのようなプロレベルの知識がある人はいません。

まわりくどい感じになりましたが、基本的に人間関係は「与える」という原則で動くほうが良くて、いつも「何かやってくれ」というお願いばかりしていると関係はくずれると思いますが、それでも「何かしてあげなくちゃ」と思いすぎずに軽く考えても良いと思います。

また、人脈のために親しくなりたいと思っても無理です。相手がお金を持っているからという理由も無理です。

それよりも、とにかく自分とフィーリングの合う人を増やすことをオススメします。見た目や職業、資産などよりも「フィーリング」です。とても大事です。

そして、そういう知人を増やしていくこと。それが独立するときにとても大事なことだと思います。独立しても、誰も助けてくれないかもしれないし、仕事で忙しくて会えないかもしれません。でも、そういう知人が多ければ多いほど心も仕事も安定します。

私の経験からだと、このように思っています。

そして冒頭に戻りますが、良い上司の下で働けるのであれば、それが本当は1番だと思っています。

仕事を任せる

mori (2013年3月15日 14:34)

「仕事を任せる」

という言葉があります。

意外にも(?)、定義が曖昧です。

上司:「あなたに任せたんだよ。」

部下:「任されていません。」

という会話は、何か失敗したときですね。成功したときは、

上司:「あなたに任せてよかった。」

部下:「ありがとうございます。」

という感じでしょうか。

私が思う、「任せる」の意味合いは、

「責任は、その人は取らない。」

「いざとなれば手伝う。」

「まったくの自由ではない。」

ということです。上司が部下、あるいは社外への発注でもそうです。上下の関係があるうちは、最初に言い出した人が思い描く結果になるべきだと思うので、最後まで責任を持った方が良い結果になります。

そういう意味で、トラブルになるのは、

「仕事を押し付ける。」

「責任を押し付けて知らん顔。」

「大変な時でも手伝わない。」

「人の手配などにも協力しない。」

「相談にのらない。」

というような場合だと思います。この場合は、「任せる」というより「押し付ける」「放置する」「投げ出している」という状態だと思います。

そして、「任せる」ということにも種類があると思います。

「責任もある程度は任せて、必要に応じて決断もしてもらう。」

「責任は任せず、言ったとおりにやってもらう。ただし、いつもとなりで見ているわけではない。」

など、他にもありそうですが、かなり曖昧な言葉ですよね。

日経トップリーダー3月号

mori (2013年3月 8日 08:46)

日経トップリーダー

今月も、日経トップリーダーを紹介します。プラチナ会員で登録すると、情報CD(毎月)やセミナーDVD(年3回)などが送られてきます。

送られてきた情報CDは、いつも車の中で聞いています。仕事で出かけるときなど、モチベーションも上がって良い感じです。(^^)

さて、「編集長の直言」では「社長が夢を語る」という話がありました。孫社長がみかん箱の上で「一兆二兆という単位で数える会社になる」と語った話は有名ですが、そうやって夢を語る社長は社員にとって魅力的かもしれないというような内容です。私も、そう思います。リーダーは夢をもってひっぱっていくべきですよね。過去の偉大な指導者もそうであったと思います。

そして、アベノミクスや中小企業金融円滑化法など、気になる話題が少しあって、特集の「小倉昌男 志の経営学」では、クロネコヤマトの宅急便の生みの親の小倉氏についての詳細が紹介されています。宅急便という今までにないサービスを始め、その後に同様の会社が増えて競争になっても、なぜ残ることができたのか。そして、どうして強い組織になっているのかなどが解説されています。その内容は、私のところのような小さな会社でも参考になることが多くあります。

もうひとつの特集、「女性社長が作った 落ちこぼれを出さない会社」は、女性の社長の経営手法の紹介です。みなさん、本当に素晴らしいです。見習いたいと思います。

他には、被災地の中小企業、ワタミ会長のお話、カイゼン、他色々な記事があります。「破綻の真相」は日本直販の(株)総通です。

毎月、経営の参考になる記事が多く、私の会社で実際に取り入れたりしています。また、利益の出ている経営者の話も貴重です。

常に自分の会社を見直し、より良くしていくのであれば、最新情報を得られる日経トップリーダーは1番のオススメです。

組織の権限について

mori (2013年2月27日 10:27)

今日は、組織の権限についての話です。いきなりですけど。

ふたり以上だと組織になります。たぶん。言葉の定義はよくわかりません。

なんにしても、ふたり以上だと「誰が決定するのか。」というのは重要な問題です。夫婦でも恋人でも会社でも同様に考えます。

「今あるお金を何に使うか。」

「明日の予定をどのように過ごすか。」

ということについて何かを決定すると、それによって結果が左右されます。

良い組織は良い行動をして結果を出します。逆にいうと、期待した結果が出るのが良い行動であり、それは良い決定だったということになります。

普通、家族や友人は話し合いをするかもしれませんが、リーダー的な存在があったりして、決定方法はそれぞれの組織で微妙に違います。

「不満を言う人がいないように調整する。」

「いつも主導権を持つ人がいる。」

「場合によって決定者が変わる。」

などですね。たったふたりでも、組織の構成員が少しでも変わると結果が変わったりします。

そして、会社などの大きな組織の場合も結局は「誰かが何かを決定する。」という状況です。

大まかな流れは、トップが決めます。会社の持ち主は株主で、大きな会社は「筆頭株主=社長」で無いことが多いと思いますが、組織の決定権はあくまでも「社長」です。

代表取締役専務という役職があったり、代表者がふたり以上の場合もありますが、その場合は「決定する組織」が決まっているということで、真の決定はその組織(役員会)の中で行われていますね。

「決定するのは誰なのか。」

ということが明確になっていないと停滞するのは、大きな組織でも小さな組織でも一緒です。

何を決めるか、いつ誰がやるかということこそ、その組織のスピードですね。大きな達成をするためにはスピードが必要だと思います。

そのスピードは、意思決定が重要な点だと思います。

例えトップの意思決定が早くても、部長や課長など、その下の小さなグループのリーダーの決断が遅いとグループ全体が遅くなります。

また、最近の政党のようにトップが何かを決めても組織の中で意見が別れたときにも進まなくなります。組織の中の意見をまとめるのもリーダーの役割です。人間関係で言うと、「意見を聞いてくれたから、聞いてあげる。」というような人の方が多いため、リーダーはまずは部下の話を聞いて理解することが大事だと思います。

「組織の権限」

についてですが、権限がある人がすべてを決めます。当然ですが、組織の全体について熟知していなければ判断できません。

つまり、権限のある人ほど、情報収集が必要で、その情報量と決断力がその組織の発展や快適さを左右すると思います。

「〜して欲しい」

mori (2013年2月20日 17:52)

言葉って難しいですけど、

「〜して欲しい」

という表現について思うことを書いてみます。

この表現は、私は日常的に使っています。特に会社のスタッフです。

「この仕事、今週中に終わらせて欲しいんだけど。」

という感じで、私の場合は「今週中に終わらせて!」という強い表現は好まないので、「願望系スピーチ」です。

「いやぁ、今週中は無理ですよ〜。」

と言われると、

「なんで?」

から始まって、結局は話の結果でやっていただくことになるんですけど(^^;)、言葉の始まりは願望です。

もちろん、あまりにも大変そうだったら来週に延期します。来週に延期するかどうかの判断は、

「私自身が自分でやってでも今週中に終わらせるかどうか。」

です。

「私の他の予定をやりくりしてでも、絶対に今週中にやりとげる。」

という程でもないのであれば、スタッフにとってもそれほど重要ではないだろうと思いますので、無理矢理することはお願いしません。普段、こんな感じだと、「ここ1番」では強力に協力してくれますし、それはそんな感じです。

さて、次。

なぜか、たまにこういう発言を聞きます。

「これが素晴らしいとわかって欲しい。」

です。それは何かの製品やテクニック、宗教的なものやネットワークビジネスなどです。

スタッフ同士の打ち合わせで出てくる言葉のときはいいのですが、具体策が無く自分の願望として漠然と言ったり、お客様に自分の製品についてこう語ってしまう場合もあります。

それはやはり相手に「やってくれ」ということになってしまいます。極端に言うと、

「私はやらないけど、あなたやってくれ。」

という解釈をするとオーバーかもしれませんが、その雰囲気が含まれる表現です。

それよりも、どこが素晴らしいのかを解説したり、相手の話を良く聞いて「解決策」として自分の案を提示する方がいいですね。

次は、友人・恋人・奥様・子供などの親しい人への言葉です。

「やって欲しい」

私の場合には、どちらかというと「やってあげる」というのは相手への愛情表現でもあるので、頼まれると嬉しいです。ただ、内容的には「相手が困っていて、私がそれをやってあげることで幸せになれる。」という状況です。幸せっていうと大げさかもしれませんけど、誰かの役に立つのは嬉しいです。

でも、何か「利用されている」と感じる時はあまり良い気分はしませんね。

結論ですが、やはり人と人との関わりは、「与えること」をベースにするとスムーズです。

また、「みんなにわかって欲しい」という自分の願望を口にしても行動が伴わなければ達成は難しいと思うのが一般的なので、あまり口にすると「思ってばかりで行動しない人」と思われるので注意した方が良いと思います。

そんな感じです。(^^)

印鑑の価格改訂

mori (2013年2月15日 15:41)

私の会社で売っている印鑑ですが、価格を改訂させていただくことにいたしました。

もう10年以上販売しています。

WEBやカタログでは、なかなか良さを伝えられないのですが、使っていただいている方には喜ばれています。友人やお客様からも「押しやすいよ。」と言われます。象牙やチタンなども良い印鑑なので、好みは別れると思いますが。

金色の素材を開発したときに、当時一緒に仕事をしていた方の奥様が印鑑の会社に勤めていたこともあり、印鑑を作ることにしたのが最初のきっかけです。

丸い棒の形に金色の金属を溶かせば、すぐに印鑑の形になると思ったのですが、実際には単純なものではありませんでした。1番最初は、丸いパイプの中に流し込みました。しかし、金属の流れが良くないため、空洞がたくさんある上にパイプの内側にくっついてしまって取り出せなくなった状態になっていました。

次は、きちんとした専門の業者にお願いしました。木型と呼ばれる木製の丸棒の型を作り、それを元に型どった砂型に金属を流し込みます。

金属を流し込んだ後に、その砂型を壊して中の丸棒を取り出します。一件、うまくいったように見えましたが、切断してみると真ん中に気泡が入ってしまっています。けっこう大きいものが丸棒の中心部にあります。レンコンのようです。

それについて業者の方と相談して、やり方を変えて再度チャレンジしました。

そのときのことはよく覚えていませんが、2回目も同様だったか、あるいはまだ「ス」が発生していましたので、木型では出来ないと判断しました。

次は、シェルです。シェルモールドと呼ばれる方法で鋳造をしている会社にお願いしました。それによってかなり良いものができました。

しかし、丸棒を削ってバフをかけてみると「ピンホール」と呼ばれる小さな穴が発生しています。また、印鑑の大事な「印面」にもピンホールがあるために文字をうまく彫ることができません。

そこで、今度は金属を溶かして流し込む、いわゆる「湯の流れ」をコンピュータでシミュレートして法案を考えました。同時に30センチぐらいの2本を作り、金属を流し込むのはその間のところで、フィルターも使います。

それによって、やっとピンホールの無い印鑑用の丸棒を作ることができるようになりました。ここまで読んでいただき、ありがとうございます。一般的にはよくわからない話だと思います・・・。

まあ、そんな感じで作った印鑑です。それなりに製品化までの苦労があります。他にも旋盤やバフなどの話もありますが、その結果、とても良い物が出来ました。

よろしくお願いいたします。

商談

mori (2013年2月13日 09:26)

先月の展示会で名刺交換をさせていただいた会社の方で、サンプルを使ってアクセサリー等を作ってみたいという方には素材サンプルをお送りしました。

その他に、来社してくださるところもあり、直接会って打ち合わせさせていただいたりしています。

展示会に出展することで、やはり信用度は増すと思います。

かなり大きな会社の方とお話をする機会もありますが、個人様でやっているところも仕事に真剣ですし、商談の内容は規模では無いですね。

規模というと支払いなどの与信についてが気になるかもしれませんが、今の時代はどうなるかわかりません。慎重すぎても前に進みませんので、運に頼るところもあるかもしれません。(^^)

仕事がうまくいくかどうかの判断についても、すぐにわかるわけでもありません。

「入金されて初めて喜ぶ」

という人もいますが、入金後のトラブルもあるかもしれませんし、継続した取引の中で失敗して大打撃ということもあるかもしれません。

ビジネスは、いつも慎重な状態で進むのがいいだろうと思っていますが、なんにしても経験を積むことですね。

頑張ります。

仕事の経験

mori (2013年2月12日 08:19)

姿形が似ている人っていますね。

双子の場合でも、同じ感じがするときとしないときがありますが、逆にまったくの他人なのに、なぜか雰囲気が同じ人もいます

ところで、いつも一緒に仕事をしている人で、とても素晴らしいパートナーがいたとします。その人が、何かの理由で一緒に仕事が出来なくなったとします。「本当にやりたいことが見つかった」とか、そういう喜ばしい理由がベストですが。

で、とても頼りにしていてアドバイスをしてもらうこともあって、ツーと言えばカー(若い人は使う言葉か?)の関係だったとします。

そして、その人がいなくなってしまった後、その人に似た人に出会った時、たぶん「一緒に仕事をしよう。」とお願いする可能性は高いと思います。

姿形が似ていて、考え方も似ている人。

でも、悲しいことに「同じ時間を過ごした経験の共有」や「ビジネスに関する知識」がない場合には期待した通りにはいきません。

まあ、それは当たり前なのですが、やはり「仕事の経験」というのを積み重ねることで、仕事が「上手」になります。

学校を出てすぐに会社に入った新人は、仕事のノウハウが無いか、あるいはアルバイト感覚のためにスムーズで無い場合があります。

また、他の会社で役員だったり業績を上げている人を引き抜くか何かで自分の会社に来てもらった場合でも、あなたの会社の独自システムや業界のノウハウなどを知らなければ、やはりうまくいきません。

つまり、年齢や経験に関係なく、自分と一緒にこれから仕事をする人には、自分の考え方や仕事のノウハウなどを全部きちんと教える必要があるということです。

その人の能力を最大限に活用するには、最初の情報提供が必要ですね。

途中入社でも新卒でも、誰でも即戦力になれるように自社のノウハウを研修で教えられるようにしておくことが良いと思います。

ただし、社外秘のノウハウの扱いについては、段階的にしていくべきだと思います。

「最近入った人、あまり働かないなぁ。」

と言う人もいますが、その人が動きやすいように教えたかどうかのチェックもしてみましょうね。

目標設定について

mori (2013年2月11日 16:17)

よく、仕事で「目標を設定しなさい。」と言いますね。品質マネジメントシステムのISO9001でも同様です。品質目標を設定する必要があります。

また、ISO9001では、品質目標については「その達成度が判定可能で、品質方針との整合がとれていなければならない。」とされています。

まあ、品質方針との整合性というのは通常はとれているもので、もしもとれていないとすれば「表現方法がミステイク」という感じでしょう。言葉の選び方、単語の使い方を直せば、通常は品質方針と品質目標は同じ路線になるはずです。

そして、「判定可能」な「品質目標」は、例えば「不良品を100個中2個以下にする。」というように数値目標とするのが一般的です。そうすると、達成度が判定可能になります。

ISO9001の場合、ルールで「品質目標がなければならない。」ということなので、多くの会社は1年に1回、品質目標を作っているように聞きました。

「達成されてもされなくても、1年に1回、定期的に変更する」

というのは、ISOの審査を受けるときに審査員にわかりやすくなります。それでも、まあ、会社にとっては良いことだと思います。

ただ、やはり品質マネジメントシステムの本質としては、

「達成されたら次の目標を考える。」

というのが本来の姿ですね。目標が1ヶ月で達成されたら喜ばしいことです。1年に1回とかいう回数に関係なく、次の目標を考えましょう。

それと、「数値目標」にこだわる人もいますが、「期日目標」も立派に判定可能です。

「◯◯を出来るようにする。」

というあいまいな目標の場合、数値目標で考えようとするとちょっと難しいので、「◯月◯日までに出来るようにする。」と期日目標にしてみます。誰かが合格点を与えるとか、判定可能な方法は他にもあります。

で、ここまでが前置きです。(^^)

ここから本題。

やはり、「目標設定」が無いと、仕事はダラダラしてしまいがちだと思います。

「出来ればいいな。」

「きっとうまくいくさ。」

という感じで達成できることもあるかもしれません。

でも、

「今月中に達成する。」

「不良率を半分にする。」

ということだと、行動的になります。

それはやはり、具体的な話だと行動も具体的になるからです。当たり前かもしれませんが。

人を動かす、自分を動かすためにも、目標を設定し、そして数値や期日で判断できるようなものにしましょう。

「時間があればやる。」

「そういう気分になったときにやる。」

というのは、仕事で成功したい人のセリフではありませんね。逆に、あまり目標にこだわって仕事ばかりで自分の人生を無駄にしている人もやりすぎかもしれませんけど。

まあ、なんにしても何かを達成したいときには具体的な目標を持ちましょう。

1-10 11-20 21-30 31-40 41-50 51-60 61-70 71-80 81-90 91-100 101-110 111-120 121-130 131-140 141-150 151-160 161-170 171-180 181-190 191-200 201-210 211-220 221-230 231-240 241-250 251-259

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