もう10年以上、毎月読んでいる本があります。
今年、「日経ベンチャー」から「日経トップリーダー」に名称が変更された月刊誌です。
店頭販売はしていないと思いますので、定期購読の申し込みをして郵送で届く形になります。
毎月テーマが変わり、内容も時代と共に変わっていきますが、編集方針で終始一貫して変わらないもの、それは「ビジネスを成功させる」という強い意思です。
成功した経営者、失敗した経営者、色々な記事が載っていますが、常に「自分を反省し、今のやり方を最善にする」という大事な部分が語られています。
昔、経営の相談ができる人がいないとき、どちらかというと周囲とまったく考えの違う自分が迷っているとき、この本を読んで元気付けられました。
「自分と同じ考えの人がいる。そしてがんばって成功している。自分も頑張ろう。」
と、何度励まされたかわかりません。
当然のことながら、出てくる経営者の方々を選んで記事を書いているのは編集の人たちですから、この人たちの考えがずっとブレていないので、毎号毎号、非常に楽しめます。
今月は、「経営者の言葉力」ということで、部下に対する言葉、客先への言葉を、成功している経営者や原辰徳監督、野村克也監督の例をあげながら紹介しています。
「確かにそうだよなぁ」と思うところが多いので、経営者の方はぜひ購読されると良いと思います。
私の会社は最近やっと損益分岐点まで戻ってきましたが、この10年、成長し続けて銀行の信頼も得られるようになった要因のひとつに、この本の定期購読というのがあると思っています。
あらゆる業種に通用する、ビジネスの基本から応用までが載っているので、毎号とても楽しめます。
もちろん、「ありがたいお話」では無く「実践的な話」が中心なので、自分の行動を変えていくことができる本です。
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