人と人が口論するときによくあるのが、「情報の共有化がされていない」ということです。
ケンカをしながら、「あぁ、そういう状況だったのか、それならしょうがないな」と思いつつも、1度怒ってしまった手前、素直に「自分の勘違いだったかもしれない」と言えなくなった経験はありませんか?
社内会議でも、誰かの提案について「反対する人、賛成する人」で意見が分かれた場合、双方が納得するまで話し合う必要があるのですが、お互いの立場や知識などを共有することによって結論がまとまりやすくなると思います。
誰かの提案について、Aさんは過去に同じようなことをして失敗した、Bさんは同様のことをして成功した場合など、人によって意見が分かれることがあります。
その場合、それぞれの状況も違うわけですし、失敗、成功の理由も分析して、今回の提案に当てはまるかどうかの検討をすれば、提案をした人も納得する結論になると思います。
会社でも個人でも、うまくいっているところは話合いがうまくいっているのだと思いますし、それは情報の共有についてもうまくいっているのだと思います。
そういう理由で、私の会社は全員が携帯電話を持っていて、何かあると全員宛にメールで情報配信をします。
客先のトラブルや対応、褒められたこと、何かの出来事などを普段から知っていれば、会社の方針や活動についてスムーズに理解されるようになると思います。
事実だけではなく、「一緒にうまくやっていきたい」「お互いに成長したい」「無用なケンカはしたくない」などの感情面も共有化しておけば、さらにスムーズになりますね。
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