着物を着たことがありますか?きのう、日本の文化について書いたので、今日はその続きで着物の話です。
私は、たまに着物を着ます。それは、結城紬(ゆうきつむぎ)の着物との出会いからでした。
着物専門の古着屋で見つけた、とても上品で高そうな結城紬の着物が、なんと5,000円という安さ。しかも、サイズが私にぴったり。
長襦袢(ながじゅばん)や足袋(たび)、帯(おび)も買ったので1万円ぐらいになりましたが、それでも安い。
全身、シルクという不思議な感覚を初めて知ったのもそのときでした。
最初は帯の結び方に苦労しましたし、何回着てもなんだか体の中心にうまく着物がこないので大変でした。
そしてヤフオクで色々な着物グッズも買い揃えていきました。
ところで、夏の着物って、どう思いますか?暑そうですか?
実は、とても涼しくて快適です。
なんといっても、脇の下が空いている上に、歩くと風が入ってくるんです。その気持ち良さって言ったらありません。
夏に着物で車に乗っているときは、なんだか裸で運転しているような気分です。よく、アメリカ人とかが体にピッタリとフィットした服を着ていますが、あれはたぶん裸に近い感じを持ちたいのだろうと思いますが、逆にピッタリした服よりも着物の方が裸の感覚に近くなります。
浴衣(ゆかた)も、生地を選べばかなり涼しくて快適です。って、冬の今に話す内容ではないかもしれません・・・。
でも、冬は逆にとても暖かく感じます。
着物を着て思うことは、やはり「日本には日本に合った文化があるのだな」ということですね。
ちなみに、フックのような形状のドアノブには着物が引っかかってしまったりして困ることがあります。今の生活は着物生活には不便な点もあります。
最近は着物は着ていませんが、夏に着物に慣れてしまうとネクタイがいやになります。最近、また着物生活をしたいな、と考えたりしています。(^^)
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