きのう、本屋でチラッと視界に入ったので思わず買ってしまいました。
Newton(ニュートン) 2月号です。
サブタイトルの
「『空っぽの空間』は、本当に空っぽなのだろうか・・・」
という1文に強力に引き付けられました。
私はインドのTMという瞑想をやっていて、その関係で聞いたことがあるのですが、インドで太古の時代から言われているのが、
「『無』という状態は、エネルギーに満ちている。」
という話なんです。
「TMは、『無』というエネルギーに満ちた状態を直接体験するテクニック」
とも言われています。
でもなぜ、「何も無い」のに「満ちている」のか?
とても疑問ですし、難しい話です。ただ、現代物理学でも同じ事が言われているというのは以前から聞いていました。
それで、今回はそれが解説されているかな、と思ったわけです。
例えば、こんな記事。
そうです。「無」の話になると、極小の話になるかと思うのですが、宇宙の話になったりします。「無限小と無限大は同じである」というのもインドで言われています。
ちなみに、記事の本文はぼかしてあります。興味ある人は、ぜひ購入していただければと思います。たぶん、まだ売っていると思います。(^_^;)
それで、興味深いのは「超ひも理論」ってやつです。これまたインドで「この世はすべて振動で出来ている」という言葉あって、最新の物理学が同じ話になっているということも以前から言われています。
「超ひも理論」の本も買って読んだことがあるのですが、理論はまだ完成されていないのですね。
解説はとても興味深く、面白いです。
そして、
「『無』は無限大を生み出し、物理学を破綻させる」
とあります。
「無」の言葉の定義の問題もあるかもしれませんし、「何も無い空間」というものはもしかしたら不可能な話なのかもしれません。
私が興味を持ち続けているのは、インドの神話と現代の最新物理学が、いつの時代も呼応していることです。
主体的で感情の入ったイメージのインドの神話と、感情を排除して理論的にまとめた科学は、相反するものだと思うのですが、目指すゴールは一緒だというところが感動的です。
人間関係でも、お互いに意見が合わなかったり違った行動をとったりしますが、目指すゴールは同じだろうな、と思うところでもあります。
まあ、なんにせよ、物理学はとても難しいのですがすごく興味深い分野です。
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