三橋貴明さんの「中国経済 隠された危機」を読みました。
ちょうど先週、ユナイテッドワールド証券から私の持っている中国株の残高一覧が届きました。
今から8年ぐらい前に中国株を色々と買って、その後放置プレイをしていて、残高一覧が届いてもあまり気にしていなかったのですが、今回たまたま見たら残高が日本円で表示されていてちょっとびっくりしました。
だいたい、当時の5倍ぐらいになっていました。中国株に関しては長期投資と思っていたのですが、そんなに増えるならもっと投資しておけば良かったかな、と思った瞬間でした。
銘柄によってはマイナスになったものもあったり、8倍ぐらいになったものもありました。
そんな感じで中国経済の今後も気になるので三橋さんの中国経済の本を興味を持って読み進めました。
すると、ちょうど2009年あたりは中国の株価が上がった話などがあるじゃないですか。
そして中国の現状と将来の予測なども書かれていました。
本を読み終えてから投資に関して考えると、中国の株式は今現在の2倍になるのは短期的には考えられないかな、という印象です。
ってわけで、とりあえず一部を残してほぼ全部の株式を売却することにしました。
車も欲しいんですけど、やっぱり投資のお金は投資に使いたいので全部次の投資に回します。ベトナム株もいい感じですが、やはりインド株を買っておきたい。インド株の投資信託はすでに買っているのですが、できれば個別銘柄を買いたいところ。
株式売却の税金にに関しては、たぶん、特定口座だと思うんですけど、税理士さんにも確認しておきます。あとで予定外の出費になると困りますので。
さて、肝心の本の内容ですが、内容は無いよう、とかっていう小学生ギャグはやめておきます。(^_^;)
三橋さんは、データを収集して現状を分析し、そこから話をしているので説得力があります。
中国の経済成長について、私は他国と違って順調なのかと思っていたのですが、輸出が多く、しかもそれがアメリカ向けが多いために失速気味であること、失業率も多いこと、発表されている成長率も信用できないことなどが書かれています。
もちろん、中国が今後発展しないという話では無く、中国も世界経済の中で苦しいという現状が書かれています。
このままで行くと中国バブルが崩壊しそうだという話もあり、確かにそうだなぁ、という感じもします。
ただ、日本もバブル崩壊後もなんだかんだで頑張っていますので、中国が破綻することも考えられませんし、アンチ中国的な内容でもありません。
三橋さんの話は、日本国内にいると正確な情報が入ってこないという点を1番強調されていて、なるべく事実を分析しようという姿勢ですので、とても参考になります。
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