きのうは、ガーンダルヴァ・ヴェーダの話で聴覚の話だったので、ついでに嗅覚の話もしようと思います。(^^)
香りにも、生理に与える影響があります。
当然ですが、良い香りはいい気分になりますし、嫌な臭いは気分が悪くなります。
さて、これはどういうことか、わかりますか?
「なぜ、嗅覚があるのか?」
を考えると当然なのですが
「自分に良いものと、良くないものを見分けるためにある。」
ということで、五感すべてに共通することです。
もちろん、良い香りのものでも体に良くないものがありますが、本来の機能としては、
「自分に不要なものを避ける」のと「自分に必要なものを取り入れる」
というセンサーが五感ですね。
例えば、夏に暑くてイライラしているときや怒っているときには、白檀(びゃくだん)、バラ、ミント、シナモン、ジャスミンなどの香りを嗅ぐと「いい香り」と思うと共に気持ちが静まります。
これは、アロマセラピーと言われていて、みなさんもご存知だと思います。
鼻の中にある「香りを識別する部分」というのは、人間の体の中で唯一外に出ている神経だと聞きました。
そして、「脳へ伝達されるスピードが速い」そうで、気持ちに与える結果が早く出るそうです。
ちなみに、疲れているときや不規則な生活をしていて落ち着かないときには、バジル、オレンジなどの甘味や酸味のあるものが良く、寝すぎですっきりしないとか、体が重く感じるときには樟脳(しょうのう)などのスパイスの効いた香りが良いそうです。
眠りを快適にしたり、ダイエットに良いものなど、香りが生理に与える影響を利用したグッズも多いので、今後も色々と活用していこうと思います。(*^_^*)
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