ISO9001:2008の定期審査

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きのうは、ISO9001の定期審査がありました。

ISO9001の審査は1年に1回で、昨年は更新審査だったのでけっこう細かくチェックされましたが、今回は定期審査なので大まかなチェックだけで楽に終わりました。

私の会社はマネジメントレビューは毎月行っていますし、不具合の発生もリアルタイムで情報共有をしていて、対策も迅速に行っています。

ISO9001の審査に受かるためのシステムでは無く、作業上必要なシステムになっているので、普段はあまりISO9001は意識していません。

10年前と比べると、ISO9001もかなり一般に浸透してきて、審査も書類重視から内容重視に変わってきている気がします。

ただ、ちょっと厳しさは無くなって来ているようなイメージがあるのは私だけでしょうか。

ISO9001を審査をする会社も、やはり客商売ですし、あまり厳しくすると客が離れてしまう上に、毎年の定期審査という固定客を失ってしまいます。

最近は、どこの審査機関が厳しいとか厳しくないとかの情報もあって、「ISO9001」というのは審査機関に関係なく認証されれば結果的に同じ扱いなので、厳しい審査機関は人気がありません。

また、価格競争の激しさに伴い、若干の「質の低下」もあるように見受けられます。

そんな状況のせいなのか、自動車関係は、ISO9001よりも厳しい規格のISO/TS16949に移行しつつあります。

「ISO9001は難しい」と考えている方は、「何のためにISO9001があるのか?」を考えて、自社の内容を当てはめてみると良いと思います。

承認は最終的には社長が行うべきで、社長がいないときは誰が承認するかとか、けっこう感覚的にやっていたものをはっきりさせるだけなのですが、そこが1番難しいところかもしれません。

長い間継続してやっている会社であれば、仕事のシステムはできているはずなので、それを第三者にわかりやすくするようにすれば良いと思います。(^^♪

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