「ありがたい話」というと、どんな内容の話だと思いますか?
なんとなく、お寺の和尚さんの話とか、宗教のトップの人の話というイメージはありませんか?
内容的には、「人は生きてるんじゃなくて、生かされているんだよ。」とか「感謝の気持ちを持って生きることが大切。」というようなのが「ありがたい話」という気がします。どこかに定義があるのかもしれませんけど。
昔は、「なるほど」と思うことがあったのですが、人生長くなってくると「またか」というような感じになってきます。(^_^;)
ありがたい話を聞いたときには、「何かが変わる」という気がするんですが、結局は何も変わりません。
私にとっての「ありがたい話」は、「仕事などに実際に使えるノウハウ」であって、どちらかというと「理想の話」ではありません。
では、「ありがたい話」というのが何の役にも立たないのかというと、そうでもありません。
「ありがたい話」とは、「行動の方向性の話」だと思っています。
どの方向に進むのかを指し示す、ベクトルの矢印のようなものですね。
「人を傷つけた方がいい」のと「人を傷つけない方がいい」という選択肢のどちらを選んだ方が幸せになれるのかという「行動の選択のノウハウ」という言い方もできるかもしれません。
何も知識が無いと、どちらに行っていいかわかりません。
私は毎日瞑想をやっていますが、行動の力強さを生み出すのが瞑想で、行動の方向性を決めるのが知識だと思っています。
瞑想をやっていても方向性が間違っていれば期待する結果はでませんし、逆に知識だけでも行動力が欠けてしまうと目的を達成できません。
「ありがたい話」について私が思うことは、それを聞いてどれだけの人が幸せになれるのだろう、ということです。
多くの人の心の平安を望んでいます。
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