なんとなくですが、「個人差」ということについては見過ごされがちな気がしています。
いかがでしょうか?
「個人差」
です。
最近は各個人の個性が尊重されて、ファッションや考え方も自由のようですが、どちらかというと「FREE」よりも「FLEXIBLE」という感じを受けています。
よくわかりませんが、学校の教育の影響もあると思っています。みんな同じに育てようとしているような感じで、それは悪いことでは無いのですが、社会的ルールや技術的なことは同じでも、「個性」についてはもっと「個人差」を教えてもいいのではないかと思ったりします。
その辺の教育は家庭で行うべきかもしれませんが、学校教育も気になるところです。
マラソン大会でハンデを付ける必要は感じませんし、学問を競い合うのは良いと思います。
お昼を食べる時間が一緒というのも良いことだと思います。
服装や髪型を統一するのは賛否がわかれるかもしれませんが、私は別にどっちでもいいと思っています。
こうして考えると、特に問題は無さそうなのですが、
「みんな同じ」
という学校生活をすることで、逆に
「みんなと同じでないとダメ」
という風になってしまうところがあるように思います。そうしておくと楽だし、あまり考えなくても良くなります。
そしてそのまま成人して社会に出たときに、多種多様な常識に触れて混乱する人もいます。
元々、各個人はまったく別のもので、同じ学校に行っていても家庭環境も違いますし考えていることも違います。
学校教育は「個性の尊重」はしていると思いますが、「個人差についての理解」は少ない印象を受けています。
私はアーユルヴェーダという健康法をやっていますが、アーユルヴェーダでは各個人では体質が違うことを重視します。また、同じ人でも季節や1日の時間帯でも体調や気持ちが変わってくるということが言われています。
「個性を尊重する」のは、裏をかえせば、「自分は自分で良い」という考え方かもしれません。
「個人差」というのは、「人はみんな同じでは無い」という知識の部分です。
なかなかうまく言えませんが、「個人差がある」ということは、とても大事なポイントだと思っています。(^^)
コメントする