トートツなタイトルですが、「思います。」という言葉についてです。
私は製造業にずっと関わっていますが、特に品質の担当者と話をするときには「~と思います。」という言葉を許してくれない方が多いです。
不具合の発生原因を「○○だと思います。」というのもNGですし、「再発しないと思います。」もNGです。
これは製造業だけでなく、すべての仕事に当てはまることで、特に言葉を濁すことの多い政治家には「努力します」とか「検討します」という表現はやめていただきたいところですね。(^_^)
ちなみに、私のブログは「思います。」とか「気がします。」という表現が多いことに気が付きましたでしょうか?
ここのブログは気を抜いてだらだらと気楽に書いているので、断言しないことが多いんですね~。
実際、お客様の立場になってみるとわかりますが、コンビニに行っておにぎりを買って梅干しが入っていなかった場合、
「今度から気をつけます。」とか「次回からは大丈夫だと思います。」
という対応と、
「今回は○○のため不備が発生しまして、それを○○という方法に変えましたので再発はありえません。」
という対応と、どちらが信頼されるかですね。
特に自動車部品などはリコールは莫大な費用がかかりますし、人命にも関わることなので、それに対して「あいまいな表現」をする会社とはお付き合いできないと思います。
あいまいにしてもいい部分とダメな部分をハッキリと区別して対応する習慣をつけることは、とても重要なことです。
ビジネスだけでなく、対人関係においても当てはまることなのですが、あまり一般に浸透している感じもしないのがちょっと不思議なところです。
わざとあいまいにしている職種もあると思いますが、とりあえず私が関わっている仕事は「思います。」が通用しない部分が多いです。
お医者さんには、「大丈夫です。」でも「大丈夫だと思います。」でもどちらを言われても安心するので、すべての仕事に適応されることでは無いのですが、「思います。」という表現を避けるような仕事の仕方を続けるのことは、企業の信頼を生むのには良いと思います。(って、やっぱり「思います。」になりますけど・・・。)
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