今更ですが、パソコンのセキュリティの話をしておきます。
まずは無線LANですね。
最近は、けっこう手軽に無線LANができるようになりました。家の中でもルーターを繋げればすぐに運用可能です。
で、その次にWEPなどの暗号化モードを設定して接続する必要があります。また、無線LANの機器ごとに割り当てられている「MACアドレス」を登録しないと接続できないようにすると更に安全です。
なぜ、無線LANを接続するのにセキュリティをするのかをご存知無い方がたまにいらっしゃいます。
私も全部を知っているわけでは無いし、情報が古いかもしれませんが、一応お伝えしておきます。
基本的に、無線LANの親機を設置すると、無線LANが使えるパソコンであれば、どれでも接続可能な状態になります。
「自分のパソコンに進入される恐れがある」と言うと、「自分のデータはたいしたものが無いから別にいいよ。」という人がいて、それはそれでいいのですが、大変なのはハッキングです。
あなたの家のインターネット回線から、日本の防衛庁やアメリカのホワイトハウスにサイバー攻撃をしたり、ハッキングをしたりすると、当然ですがあなたがやったと思われてしまいます。
迷惑メールを送信したり、掲示板に変な書き込みをするときに、自分のIPアドレスを誤魔化すためにプロキシサーバー経由で接続することを「串を通す」などと言いますが、なかなか完全に身元を隠すことができないため、他人の家から接続する人達がいます。
また、取られたくないデータを持っているパソコンがある場合、もしも無線LANの接続が可能になった場合は「ポートスキャン」という方法で開いているポートから進入される場合があります。
外部とのやりとりをするために「ポート」というのがあるのですが、かなりの数があります。通常は大丈夫ですが、やはりファイアウォールもきちんと設定しておいた方が安全です。
また、IDとパスワードですが、昔よくあったのが、「紙に書いておいておいたためにハッキングされた」という事例です。
部屋や事務所に泥棒が入って、「何も取らずに逃げた」と言って安心しているとIDとパスを盗まれていることもあるかもしれません。
映画の「マトリックス」で「バックドア」という言葉が出てきましたが、1度正常ルートでサーバーに進入してから、別の出入り口を付けることで、IDとパスワードが変更されても別のルートで常に進入できるようになってしまいます。
IDとパスワードについてですが、パスワードについては、私は記憶できるものにしています。
最近はアルファベットと数字の組み合わせを要求されることも多いので、IDに応じて頭の中で変換できるパスワードのルールを作ったりもしています。
注意1秒ケガ一生という交通標語がありますが、セキュリティに関しても注意しておいた方が良いのでパソコン初心者の方はぜひ専門家に相談して設定しておくことをお勧めします。
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