「最近の人は○○だよねぇ」
とか、
「昔の人は○○だよねぇ」
という発言を聞くことがありますが、大きく変わったと思うのは、情報量ですね。
江戸時代ぐらいだと、近隣のウワサなどはけっこう伝わっていたようですが、それでも今とは情報量が違いますね。
何といっても、電話線が無かった時代ですからね。
移動するにも、1日で移動できる距離は馬で行けばけっこう行けると思いますが、多くの人達が気軽に移動できる時代では無かったんでしょうね。
情報量が増えたのは、通信や移動におけるスピードアップの恩恵だと思います。
ただ、昔の人は情報の量自体が少なかったのかというと、そうも思えません。
自然の中で生活をしていると、それはそれで色々な情報があると思います。
要するに、情報量は確かに増えていますが、自分の処理能力は変わっていないために、注意を向けるポイントが変わってきているのでしょうね。
月明かりで歩くと、それなりに色々な情報が入ってきます。色々な香りや風、周囲の音など、情報量はけっこうあると思います。
「昔の人は、、、」
という表現を聞くと、なんとなくですが、人は変わっていない気がいつもしています。
世界中から、色々な情報が入ってくるようになりましたが、失われた情報というものもあるような気がしています。
具体的には、近隣に住んでいる人とかの地域情報でしょうか。
本当は、自分の住んでいる場所の情報って、人と人とが信頼し合って生きていく上でけっこう重要なのではないかと思っています。
「助け合い」
という言葉は、住んでいる地域で行われるものではないかなあ、と思っています。
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