ちょっと急なのですが、本日講演会があります。
10年以上前、まだ「遺伝子組み換え食品」という言葉を知っている人が少なかった頃にフェーガン博士の講演を聞きに行った記憶があります。
■内 容:世界における「遺伝子組み換え食品」の現状
■日 程: 5月13日(木) 開場 18:30
■時 間: 19:00〜20:00
■会 場: 代々木ビジネスセンター2号館カンファレンスルーム23C
東京都渋谷区代々木1-27-17
■アクセス:JR代々木駅 西口 徒歩1分
参加希望の方は、私の方にご連絡をいただければと思います。
ここからは、私とTM教師コースが同期だった広瀬さんの文章です。
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遺伝子組換え食品のどこが危険!?
身土不二。
You are what you eat. (汝は、食したものそのものなり。)
私達の食べたものと、私達に意識や命は直接的に呼応しあっています。 一方で、口蹄疫、BSE、表示偽装、と言った食の安全を脅かす状況が次々に起こっています。 しかし、今ここに挙げた3種類の問題は、それを解決した時点で一旦は、終結させることができます。
ところが、ここに私達自身だけでなく、すえ末代まで、私達の食の安全を脅かす存在があります。 それが遺伝子組換え作物と、その技術を使って作られた食品添加物などです。
日本では、15年前から遺伝子組換え作物の流通が認められ、現在トウモロコシ、大豆、菜種、じゃがいも、などの6作物、20品種が食べられています。 そこには、未知のアレルギー性や毒性が、潜んでいる危険があります。
遺伝子組換え作物では、除草剤耐性と言われる、除草剤をまいて雑草は死滅しても、育てたい作物は、その影響を逃れられるようにしたもの。 また、殺虫剤耐性と言われるものでは、作物自体に殺虫作用をもたせ、害虫がその作物をかじると死んでしまいます。 そのような作物を人間が食べて、一体安全なんだろうか、という素朴な疑問が湧くのも当然です。
実は、遺伝子組換え作物の安全性の確認は、いつのまにか"ゆるゆる"なものに取って変わられ、現在では、米国食品医薬局(FDA)の『実質的同等性』という基準が使われています。 これは、見た目、主要成分、性質がほぼ同等、とみなされれば、それで安全と判定して構わない、というものです。 つまり、長期間食べ続けて安全か、といった安全性そのもののテストは行わなくてよいようになっています。 日本の厚生省の安全性評価指針もこれと同様のものになっています。
すでに、米国の遺伝子組換え種のコシヒカリが試験栽培され、日本政府も輸入を認めています。 日本での現状、欧州連合の抵抗等、現在の食品安全の現状についての知識を深め、消費者として賢い選択をしていきたいものです。
文責:TM教師 広瀬達也
■ジョン・フェーガン博士 Dr. John Fagan
1948年生まれ。 1977年コーネル大学で生化学博士号取得。
米国立衛星研究所内のガン研究所にて、分子生物学の手法にて
ガン発生のメカニズムの研究に従事。
上級研究員として、研究スタッフと統率するプロジェクトリーダーを
務める。
米国アイオワ州マハリシ経営大学にて、大学院学部長、分子生物学教授、
化学学部長を歴任。
その教職期間の研究成果に対して、米国国立衛生研究所より『研究分野特別発展賞』を受賞。
同博士率いるマハリシ経営大学の研究チームは、1986年より約10年間に及ぶ研究委託費として、約2億5千万円の研究補助金を支給されたものの、遺伝子工学技術の弊害性への懸念から、安全性確認の為のモラトリアム(一時的猶予)を訴え、研究補助金を全額返還。
12年前より、遺伝子組換え食品の弊害を世に知らしめる活動を始め、独自に開発した遺伝子組換えDNA抽出技術をもとに会社GeneticID社www.genetic-id.com を設立。
日本でも、約10年前よりその技術を活用した食品中の遺伝子組換えを検査する日本認証サービス社 http://pure-foods.co.jp を設立、運営中。
著書『遺伝子汚染』は、日本でも1997年に出版されている。
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と、いうわけで、ちょっと引用も長いし文章も長いし、私のブログにしては文章もしっかりしたものが掲載されて普段と違う雰囲気ですが、遺伝子組換え食品の安全性に関心を持っていただければと思いますので、引用いたしました。
よろしくお願いいたします。
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