私の会社は、景気が若干回復した感じはありますが、日本の経済についてGDPや未来の予測などを考えると「先進国」と言われてる国々に明らかに遅れをとっています。
まずは、いつものように小野会長の話。
いつもながら、とてもわかりやすく説明してくださいます。いまだに、増税の話をしている人がいますが、何をどうしたいのでしょう?国家のバランスシートも見ず、国債の発行高しか見ていないような感じです。
毎回出てきますが、これ。
日本経済新聞社のNEESというコンピュータでシミュレーションをした結果です。
当初はこれは発表するのはNGだと言われたそうです。国民に正しい情報が入らないようになっているようなことが色々なところで行われていると聞きます。
そして、宍戸先生によるCO2と経済成長の関係について。
経済成長をすると、省エネ機器が普及したり、最新の設備に変更されるのでCO2の排出量について「経済成長を抑制する必要は無い」という話をされました。数式とか色々と出てきて私にはよくわかりません。
この手の計算において、大抵のモデルは完全雇用を前提としているが、宍戸先生はその辺を実態に合わせたりしているそうです。パラメーターを変えると結果も変わって来るので、その説明を色々としてくださいました。
その後、今回のゲスト講師の紺谷典子(こんやふみこ)さんの話がありました。テレビ等の解説や対談で有名な方です。主な著書に「平成経済20年史」(幻冬舎 発行)があります。
話も上手で、まったく飽きることなく最後まで興味深い話を聞くことができました。
私もこのブログで書こうと思っていたのですが、「国は採算の合わない事業をやるべき」という話も聞くことができました。
郵政民営化のときの国民へのごまかし、マスコミの対応、詳細の解説などが中心でしたが、話をする時間は全然足りないようで、放っておけば何時間でも話できそうな感じでした。
憲法に関しても、
「あれこれ解釈するのが、そもそも変で、書いてある通りに受け止めればいいじゃない。」
と、識者の方々は苦笑いしそうなことをおっしゃっていましたが、解釈をしなければいけない文章に振り回されたくないですよね。
普通の読書と同じで、憲法を作った人の気持ちを大事にすべきで、自分たちの都合で解釈を変えるのは良くないですね。(といまさら言っても、みんなそう思っているはずですが・・・。)
「マスコミを変えないと日本は良くならない」
という話も、インターネットの普及でどんどん広がってきていますし、色々なところで色々な変化が出ています。
とにかく、不明なところを質問して、きちんと納得するまで答えてくれる話を信じてみたいと思っています。
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