クラウゼヴィッツの暗号文

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以前、「クラウゼヴィッツの暗号文」という本を読んだことがありました。

広瀬 隆さんの著作で、今でも販売しているかは不明ですが、古本では入手できると思います。

クラウゼヴィッツといえば「戦争論」です。

アメリカ、ロシアなどだけでなく、日本の自衛隊でも読まれていたという話を聞きます。

「戦争論」は内容的にはけっこう難解だと思われます。難解なので何回も読むって感じなんかい?

で、広瀬隆さんは「クラウゼヴィッツの暗号文」という本の中で「戦争論」自体を解説しています。

私は、「暗号文」というところに興味があって、暗号解読の話かと思って買って読んだら全然違っていたんですけど。

その後、ドイツのエニグマについての本などを読んだりしましたが、それはまた別の機会に。

で、広瀬隆さんの話で記憶に残ったというか、もしかしたら本の中で1番言いたかったことなのか忘れましたが、今でも覚えている話があります。

ちなみに、この本を読んだのは20年ぐらい前だと思います。

で、ここからが今日の本題です。

組織をまとめる3つのポイントというのがあります。それが戦争における大事なポイントであると同時に、現代でも通じるもので、ナチスドイツ等の組織を考えても当てはまるものです。

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1.共通の敵

たとえば、お互いに争っているときに宇宙人が襲って来たとします。すると、争いは一時中断して一緒に戦うようになります。

つまり、何かの組織であれば、その組織に共通するライバルを強調することにより組織内での分裂を防ぎ、一体となる効果が生まれます。

2.共通のスローガン

わかりやすくシンプルな共通の言葉があると、組織はまとまりやすくなります。共通の敵についてでもいいですし、組織の目的、行動指針などでもいいと思います。

「打倒!○○!」

「目標!日本一!」

「お客様は、本当に大切にする」

「毎日楽しく」

なんでもいいのですが、組織の中で共通項があると親しみも湧きますし、気持ちがつながっていきますね。

3.共通のシンボル

ナチス・ドイツのハーケンクロイツは有名ですが、企業だったらロゴマークですね。便箋、封筒、ボールペン、作業服、その他あらゆる場所にマークを入れることで、それも組織の結束を固めることに役立つようです。

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対外的なイメージ戦略でもあると思いますが、なによりも組織内での結束を固めるために役に立つポイントなので、ぜひ活用していきたいところです。(^^)

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