「付随ビジネス」という言葉があるのかどうか不明ですが、もしかしたら「関連ビジネス」と言われているかもしれません。私が思う「関連ビジネス」については、またの機会にします。
今回は、ただなんとなく「付随ビジネス」と呼んでいる話です。
例えば、何か新しくお店の経営を始めるとします。
普通に店舗を買うか借りるかして始めますが、それだけだとそれで終わりです。
そのときに、さらに収入を上げる方法として、例えば
「店の前に有料駐車場を経営する。」
という方法があります。
お店が流行るのであれば、駐車場からの収益を期待できます。もし商店街であれば、無料駐車券の配布なども面白いかもしれません。
あるいは、
「配送業務の会社を立ち上げる。」
ということもあります。大きなものであれば自宅までの配送を有料で行ったり、バイクで届けるようにして、なおかつ、近くの店の配送の注文を取るようにして規模を拡大していく方法です。
核となるビジネスがあって、それに付随する事業を展開していくということですね。
ここで質問です。どちらが先でしょうか?
「空き店舗を見つけ、その前に売り駐車場があるのを発見したので、付随ビジネスを始めて稼ごうと企画する。」
「付随ビジネスをやりたくて、空き店舗と駐車場を探す。」
両者は、一見同じようですが、まったくの別物と考えます。
商売で忘れてはいけないのが、「お客様」です。お金を運んでくるのはお客様です。
自分のやろうとするビジネスが、確実にお客様に喜んでもらえる、つまりお客さんがお金を払ってでもあなたのサービスを受けたいと思うものが結果として利益を生みます。
空き店舗と駐車場を見つけて、うまい商売をやろうと思って急いで考えても、通常は誰かの模倣とか自己満足的なものになってしまう場合があります。
もし、「これは売れる」という確信があって、「これを売り始めると客が殺到して大変だ。」という思いから「近所に駐車場を借りよう」というビジネスであれば、大抵は成功すると思います。
先ほどの例は、学校のテストなどだと、こんな感じです。
「もしかしたら100点?100点だったらいいな。」
「絶対に100点だと思う。でも、何か不備があって、もしかしたら90点の可能性も?」
当然ですが、前者は偶然に期待しています。後者には確信があります。
実際、偶然に期待するビジネスは、周囲に自分よりも勝っている人がいるのを見たくないので情報を集めることも避けがちです。
しかし、自分が1番だと思っている人は、遠慮せずにどんどん情報を集めます。
「付随ビジネス」でうまく行っているのを見てうらやましがる人がいますが、まずは自分のビジネスをしっかり成功させてから次のステップに行きましょうね。
私も頑張ります。(^^)
コメントする