人員のコストダウン(前編)

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コストダウンについて思っていることです。

「3人で60分かかっている仕事を、2人で60分で出来るようにする。」

というのは、わかりやすいですよね。

単純に、人件費がひとり分浮きます。

では、

「3人で60分かかる仕事を、3人で40分で出来るようにする」

というのはいかがでしょうか。

さっきの話と似ていますね?どちらも、コストを2/3にする感じです。

数字的にも合っているように見えますか?

少し考えてみてね!

そろそろいいですか?

整理してみましょう。

例えば、3人で60分かかる仕事を2人でやった場合、特に工夫もしないと何分かかりますか?

もちろん、「3人でないと持ち上がらないものがあるので永遠に終わらない。」とかいうイジワルなぞなぞではありません。(^^)

気楽に考えると、仕事の全体量は、3人×60分=180分ということになります。ですから、ひとりでやると180分、ふたりでやると90分、3人だと60分、4人だと45分、5人だと36分、6人ぐらいだと必ずサボる人がでてくるので50分とか(^_^;)、そんな感じでしょうか?

まあ、それはともかく、全体の延べ時間を元に、3人を2人にしたときにどれぐらいのコストダウンになったかを計算してみましょう。

3人×60分-2人×60分=180分-120分=60分

で、仕事量で見ると60分の節約。

人数でみると、1人減っています。

では、

「3人で60分かかる仕事を40分でやる」

というのは、どういうことでしょうか。

時間は3人×60分-3人×40分=180分-120分=60分の短縮です。

そしてこれも、全体の仕事量は3人×60分=180分の仕事です。

人数は減らしていないので、人数に変化はありません。

ここで、前者と後者を比べてみましょう。

人数を減らした場合---1人減って、延べ60分の短縮

時間を減らした場合---0人減って、延べ60分の短縮

ということになります。

前者が良さそうですね。

計算が合っているのかどうか不明ですが、コストダウンとしては、本当に後者が良いのでしょうか?

あなたが経営者、あるいはコストダウンの担当者だったら、どちらを社員さんに伝えますか?

長文になってきたので、次回へ続きます。(^_^)/

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