先日の記事で「付随ビジネス」と私が呼んでいるものについて書きました。
今回は、「関連ビジネス」です。
昔から言われているのですが、
「本業に集中したほうがいい。」
という話と、
「いざというときのために他のビジネスもやっておいたほうがいい。」
という相反する考え方があります。どちらも、もっともな意見です。
業種も扱うものも全然違うビジネスに手を出すと、力が分散されます。関係者についても全然違う人達が関わってくるので大変です。
そこで、
「本業以外のものをやるにしても、関連したものが良い。」
という両者の中間のような妥協案っぽい考え方も発生します。
先日の「付随ビジネス」との違いは、
付随ビジネス:本業があって、それをサポートする関連事業
関連ビジネス:今ある人材、設備、ノウハウを応用できる事業
という位置付けです。
「関連」
と言っても、お寿司屋さんが「米つながり」でおにぎりを売り始めるのはちょっと違う気がします。
クイズの「○○つながり」という共通項を見つけても、それを作ったり売ったりする人を別に用意するのでは効率が良くないと思います。
それこそ、寿司職人の人がおにぎりを握るビジネスをやるぐらいなら、本業に力を入れたほうが断然いいですよね。
基本的には、今やっているビジネスの社員さんたちの時間があまっているときに手伝ってもらえるビジネスをやると効率がよくなるし、良いアイディアも出してもらえると思います。
まったく違う分野に進出すると、確かにリスクヘッジというイメージはありますが、「稼げるものに1点集中」する方が断然稼げると思います。
そして、そのノウハウと人材を活かして「関連ビジネス」に進んでいくことが可能であれば、とても良い流れになりそうです。
それが、私の思う「関連ビジネス」という感じです。(^^)
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