趣味を仕事にして良いか?

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たまに相談を受けることです。

「どうせ仕事をするなら、自分の好きな趣味の分野で稼ぎたい。」

「自分が精通している趣味なら、知識と経験があるのでビジネスになるかも。」

「好きなことだけをやって稼ぎたい」

というような感じです。

当然のことですが、みなさんに共通しているのは、

「趣味では稼げない気がする。」

「仕事と趣味は違うと思う。」

「世間の人は真面目に生きているので申し訳ない。」

「仕事になると趣味では無くなってしまって楽しめないという人がいる。」

というような思いを持たれています。それで悩むわけですね。(^^)

どうですか?

よく聞いてみると、悩んでいる段階では、具体的な数字が出てきていません。毎月いくらの売り上げが必要で、そのために何を売るのか?販売方法は?

というようなことですね。具体的になっている人というのは、やる気もあるし自分で判断できる材料もあるので相談してきません。これも当然ですね。

でも、具体的になる前の段階の人の悩みというのは、何かきっかけが欲しかったり、自分の頭の中の整理をしたかったりするんですよね。

私は、ひとつの基準を考えています。それは、

「自分のためにやるのが趣味、相手のためにやるのがビジネス。」

です。

例えば、プラモデル・読書・芸能界・映画・スポーツ・インターネット等々の趣味があるとします。

漠然と、「好きなもののことを考えていたい。」と思っているのは、良いことだと思います。24時間、いつも考えることができるのは成功の秘訣だと思います。

次は、収入ですね。ここが問題です。

自分のところにモノや情報が入って来るまでが趣味です。それを外に出すとビジネスになります。

inputで終わらせず、outputするということです。

単純ですが、プレミアのついたグッズを買ったとします。それを自分で持っていると趣味です。そして、入手した価格よりも高く売ればビジネスです。情報ビジネスについても同様です。

趣味をビジネスにするときの1番の問題は、

「これは貴重なものだから、例え売れなくても自分で持っていれば満足するから手に入れよう。」

という場合だと思います。在庫が増えるということは、現金を長期定期預金に入れるのと変わらないので、すぐに使えるお金が減ります。大きなビジネスが出来ないとか、運転資金が足りないとかで、キャッシュフロー(お金の流れ)が停滞していきます。

「これは仕入れ価格よりも高く売れる。」

という判断ができるのが、その分野に精通している人の利点ですので、売ることを前提に仕入れをするのであれば、何も問題はないと思います。

例えば、目安として

「1ヶ月以上在庫として持たない。」

というような決意ができれば、趣味の世界でもビジネスを始めていいのではないかと思います。

それと、「忙しくなってくると昔のようには楽しめない。」ということになりそうですが、それはやり方によると思います。

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