「誰の考えも間違っていない」
という表現は有り得ますか?
例えば、人を教育するときに
「叱って教育する」
「褒めて教育する」
というのは180度違います。
「褒めて良い所を伸ばす」というのが私は好きですが、急いでいるときや戦場などでは叱って教育することもあるでしょう。
当然ですが、状況により変化することもあれば、教える人によっても変化します。
もし、学校に2つの教室があるとして、2人の先生が別々のやり方で教えたとします。
たぶん、叱って教育する方の生徒はみな緊張します。褒めて教育する方の生徒はリラックスします。
テストの成績はどちらが良いかは不明です。叱るときにも、「あなたはもっと出来るんだから」という励まし系と、「本当にダメだなあ」の落ち込ませ系とか、色々と種類もありますね。
人は、言葉だけではなく、それを言った人の感情も受け取りますから、表面的に叱っていても愛情を感じることもあります。
ただ、今回はもう徹底的に叱りつける教室です。生徒が教室に入りたくないぐらい。
恐怖心から学業が伸びる場合もあるかもしれませんが、教室の雰囲気はよくない気がします。
さて、それはさておき、表題の
「誰の考えも間違っていない」
に戻ります。
上記の2つの教室で、
「絶対に間違っている」
のはどちらでしょうか?
道徳的に良い悪い、効果のあるなし、等々の色々な判断基準があると思います。
何かひとつのポイントについて語り合っているときにエキサイトしてきて、
「いや、それは絶対に間違っている」
と言う場面もありそうですし、ベテランの人が経験上から言う場合もあると思います。
それでも、「100%絶対に間違っている」ということはあるのでしょうか?
どうもその辺はグレーな気がします。
ということは、逆に考えると、
「あなたの考えは間違っている」
と言われても気にしなくていいっていうことでもありますね。
本当は、これが言いたかったんです。(笑)
誰に批判されても、自分が正しいと思ったらどんどんやってしまいましょう!
「あなたが、あなたであるために!」
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