今月も日経トップリーダーの紹介です。
今回は、最初に「編集長の直言」からのスタートです。
日本マクドナルドの故藤田さんに日本を出るように言われたそうですが、ソフトバンクの孫さんもそうでしたね。日本の企業は年々衰退してきていると思いますが、「成功者を尊敬しない社会」というのは、私にはあまり実感がありません。海外はどういう感じかなぁ、と思いました。
日々の生活の中で「あれっ」と思うことがあればすぐに行動するのはとても大切なことですね。こういう話って、他にありそうでなかったりするところがまた、この本の楽しいところだと思います。
「敗者の錯覚」の模倣についての話も短い文章ですが的を射た感じがあります。
さて、今月号の特集は「社長の器」です。
どういう能力が必要なのか、どういう人が社長としてふさわしいのか、などについて色々な角度からの話があります。そして、「社長の器の広げ方」についての記事が続きます。
とにかく、色々な人が悩んでいることも知ることができるし、そこからどうやって行動をしていくか等々の話を読むと参考になることが多いです。たくさんの「頑張っている人」を知ることができるところが、この本の良さのひとつですね。
それと、「事業承継の落とし穴」の特集がありました。私も2代目ですが、自分の場合は経理関係や最初の人脈だけをお願いしていましたので、よそから見れば2代目ですが内容的には人事もお客も銀行も私の代からなので、どちらかというと次の世代へ渡す参考として読みました。
「カイゼン」の話は、私の会社の全員で読んでディスカッションをしてみようと思います。先日、客先に行ったら山田先生にその会社が指導されている様子の写真が貼ってあったので、改善に力を入れているんだな、ということがわかったので話がスムーズに行った経験があります。
YKKの社長の話も非常に興味深かったです。
あとは今月も「世界一ほっとする時間」がなぜ連載されているのか不明ですが記事を読むと行きたくなります!
そして「破綻の真相」は尾坪商店という会社についてです。事業がうまく行ったり行かなかったりと、そのときでの思いや決断はどんな風だったのかな、などと考えると、やはり複雑な気持ちです。
私の会社よりもはるかに大きな規模の会社でも、常に倒産の危機があるんですよね。
他にも色々な記事がありますが、黒字を出したいと真剣に思う経営者であれば毎月買うべき本だと思います。必ず参考になる記事があります。
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