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今日も群馬は暑いので、再び暑さ克服の話題にします。明日はインドの知恵もやりましょう。

さて、きのうの「蒸発潜熱」に続いて、「風」です。

クーラーの効いた部屋にいても暑く感じるときがありますね。そのときには、やはり扇風機を使いましょう。

汗が蒸発するときに熱を奪いますが、空気が動かないと体の表面あたりの空気の温度も上がりますし、飽和とまではいかなくても、体の表面近くの湿度が上がって蒸発しにくくなるらしいです。

それと、とても大事なことなのですが、偉大な人間の体の特性として、

「慣れる」

ということがあります。つまり、熱いお湯のなかに入ったり冷たい水の中に入った状態のまま体を動かさないでいると、その状況に慣れてしまいます。

水が動くと、再び冷たいとか熱いとかいう感覚になります。

そういう意味でも、風を体に当てることによって体感温度が下がります。

体の表面の湿度が下がることによって汗の蒸発を促すことと、体温で温められた空気を移動させることで体の表面温度が下がります。

そういえば、「熱交換」という言葉があります。「熱交換器」というのは温度の高いものから温度の低いものへと熱を移動させる装置ですが、基本は「ふたつの物質は同じ温度になろうとする」という性質を利用したものだと思います。

そして、ふたつの物質の間の熱境界層というのが出来ると熱交換がうまくいかなくなるらしいのですが、先ほどの冷たい水に入ったときの「慣れ」もそこから来ているのかもしれません。

ただ、体に何かが触れた状態が続くと、それを認識しなくなることは体験としてありますので、やはり「慣れ」という状況も見逃せないと思います。

まあ、色々な理由はありますが、単純に風を当てると涼しくなりますよね~。(^^)

ところで、濡れたタオルを扇風機にかけると涼しくなりますが、前にかけると風が弱くなるし、後ろに置いても吸い込む空気が少なくなります。

扇風機と自分の間に濡れたタオルを置くと比較的涼しくなるようです。

って、こういう話をしてもみんな知ってそうだし意味が無い気がするんですが、暑さを共有したい気持ちでブログ記事にしました。(^^)

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