アパウルシェーヤ・バーシャ

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アパウルシェーヤ・バーシャという言葉は、たぶん聞いたことが無い人が多いと思います。

インドの言葉です。

私はインドに古来から伝わる「ヴェーダ」という総合的な知識の紹介をするときがありますが、「ヴェーダ」というと「インドの宗教」と思われることが多いです。

また、朝夕に瞑想をやっているのですが、それも「宗教」と言われることもあります。

まあ、それはそれでいいのですけれど、「ヴェーダ」には色々な種類があります。最近は知名度が上がってきた「アーユルヴェーダ」の文献の「チャラカサンヒター」は、チャラカという人によって書かれたと言われています。

しかし、ヴェーダの知識自体は、自然界に普通に存在しているものなので、誰かが作ったというものではありません。

ヴェーダには40部門があり、アーユルヴェーダもその中に含まれています。

タイトルの「アパウルシェーヤ・バーシャ」は、「人の手によらない注釈」という意味です。

よく例に出されるのが「リク・ヴェーダ」です。

「リク・ヴェーダ」は、ヴェーダの中の「根本聖典」と呼ばれる文献です。

それは、

「アクニミレ・・・」

という音で始まります。

そして、それが世界のすべてを現していると言われています。

最初の音、「ア」は無限の表現です。「アーーーーーー」と発声してみると、活動が続いている音だということがわかります。

次の音は「ク」です。これは「点」の表現で、動きが止まる音だということがわかります。

動きと停止の正反対の価値のバランスが音で表現されていて、次の「ニ・ミ・・・」と続きます。

さらに、最初の音を次の音が解説するという構造になっていますが、長くなるので省略します。

このように「リク・ヴェーダ」の音や構造などについての注釈があるのですが、それが「アパウルシェーヤ・バーシャ」と呼ばれるものです。

ヴェーダは宗教のようですが、実際はすべての世界を表現したものです。ですから、信じる必要がありません。「水は上から下に流れる」という言葉と変わりません。

そして「リク・ヴェーダ」は、「自らを詳細に展開する」という構造があり、「自己参照的」とも言われます。

私たちの日々の生活を含め、世界の基本は「自己参照的」だという解説でもあります。

ヴェーダ文献は、現代科学では特に物理学との相性が良く、生理学とも一致する部分が多くあります。

まあ、それはともかく、「リク・ヴェーダ」の「アパウルシェーヤ・バーシャ(人の手によらない注釈)」と呼ばれるものは、非常に興味深いものだと思います。

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