「世界平和」というのは、自分ではどうすることもできない他人事だと思っていました。
それが「世界平和が可能である」と思うようになったのは、インドのヴェーダの知識に触れるようになってからです。
イメージですが、毎日「おはよう」と気持ちよく挨拶をしたり声をかけあったり、あるいは祈ったりすることで平和が来るのでしょうか?
それは違うと思いますし、そのような行為に可能性は感じません。
大切なのは、表面的な行為では無く、誰に言われるでもなく自然に「おはよう」と声をかけられるような内面の幸福な状態です。
無理して表面的な行動を修正しようとする試みがたくさん行われていますが、内面が変わらなければちょっとしたきっかけで元に戻ってしまいますし、そのような基盤の上に世界平和は築かれないと思います。
もちろん、テロの恐怖におびえている人たちや親族や友人を傷つけられた人たちから「恨み」を無くすことは大変ですし、貧困に苦しむ国々の人たちを救うことも大変なことです。
そして、それが大変だと思えば思うほど、「世界平和」が果てしなく遠い異次元の世界のものだと感じるようになるのではないでしょうか。
もう1度良く考えてみると、「世界平和はひとりひとりの内面の幸せが基盤になる」と思います。
世の中のトラブルの多くは金銭にまつわることではないかと思いますし、それは生命維持への不安から発生しているとも思います。
それらを解決することができれば、それが世界平和になるとすると、その手段はどんなものになるのでしょうか。
ひとりひとりを幸福にするための技術、それがヴェーダです。そして、ヴェーダはインドの表現ですが、知識としては世界各国にあるものです。
全体を一度に修正しようとすると大変ですが、個人個人という単位の幸せが全体を幸せにすると考えることができるからこそ、「世界平和」の可能性が見えてくると思います。
ポイントを少し挙げておきます。
1.アーユルヴェーダ
健康は幸せの基盤です。食べ物が心と身体に及ぼす影響は無視できません。不安になったり、イライラしたり、病気になったりということを極力減らすことができる知識です。
2.TM瞑想
あえて「TM」と付け加えました。見た目は普通に瞑想に見えますが、内部で起こっていることはまったく違います。物理的には神経系統を直接強化するものです。直観力をアップしたり細胞レベルへ働きかけて老化を遅らせたりなど、様々な効果があります。
なによりも、内面の幸福を拡大しますし、エネルギーを得ることができます。世界的に科学的論文が600件を超えていて、その効果が実証されています。
3.スターパティアヴェーダ
最近は、建物による影響も科学的に分析されるようになってきました。東入口の建物が何故良いのかという説明は難しくても、そこに住んでいる人達の分析から結果が導き出されます。
国会での無意味な討論も、建物の構造から来ている可能性があります。どんなに有能な政治家も、現在は本領を発揮できずにいます。
調和的な話合いで解決するための場所という知識が失われています。
ヴェーダは40部門ありますが、とりあえず上記3点だけでも実行できれば多くの人達が幸福になれると思います。
たぶん、初めて私の話を聞く人は「ああ、こいつ逝っちゃってるな」とか「やばい」と思うかもしれませんけど、それでも、幸福になる可能性のひとつとして選択肢に入れておいていただければと思います。
心地の良いもの、効果のあるものであれば、無理してやってもらう必要がありません。
「ここに、これがあるよ」
と言うだけで充分です。
繰り返しますが、世界平和は個人の幸福という単位で達成できるという可能性が今回の話です。(^_^)
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