なんか変な本があるなぁ、と思ったら筒井康隆さんの本だったので買ってみました。文藝春秋発行です。
中身は、ぱっと見た感じは普通の辞書です。
しかし、内容的には学校で使うことはできないような辞書になっています。(^^)
例文を選んで引用するのは大変ですが少し紹介すると、
【時価】いちばん食べたい品の下に書かれている文字。
【釈明】通常、すればするほど疑われ、最後にボロが出る。
【速報】誤報が多い。
【独力】誰も手伝ってくれなかっただけ。
【話】「いい話がある」と呼び出された時はたいてい殺される時。
と、こんな感じです。中には固有名詞なども出てきて「これは問題発言っぽいなぁ。」みたいなのもあります。
12,000項目ですから、作るのは大変だったと思います。けっこう多くの方々が関わっているようですが、楽しみながら作ったのでしょうね。
普通にパラパラとめくって読んでも面白いですし、何かを調べるのに使うのもいいと思います。
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