無利子国債発行

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で、きのうからずーーーと「経済」のニュースのトップは

『財務相 無利子国債は「乱暴」』

という見出しが続いていたので、けっこう気になっています。

「乱暴」の内容は、

「金持ち優遇になる可能性」

「フランスが以前に失敗」

「相続税が減り、国の財政収支が悪化する」

というようなものです。

国民新党も無利子国債の発行を提案していますが、

「なぜ財源が必要なのか?」

「なぜ、国にお金が必要なのか?」

の理解をしないと話が進みません。

最終的には、

「税収を増やす」

ということが目的です。

要するに、

「税収を上げる目標」

「経済を活性化しなければならない」

「政府が仕事を作ったり、他国との競争力を上げる手伝いをする必要がある」

「財源が必要」

ということです。

その最初の財源が無いわけです。

経済が活性化すると税収が増えることについては過去の例やマクロ経済のシミュレーションから言われていることですが、普通に考えても税収を上げるためには経済の活性化が有効だというのは理解できると思います。

財源については「政府紙幣発行」でもいいのですが、まだまだ国民の理解を得られないというか、上記の仕組みがわからないと不安になってしまいます。政府紙幣発行は、インフレへの漠然とした心配についてもよく言われますが、日本は需要に見合った供給能力があるためにインフレの危険は少なくなっています。

ただし、経済の様子を監視して迅速な対応を行うことができる責任者が必要です。各国のデータ等もインターネットで迅速にわかるため、現代では早い対応ができるはずですが、決断をする人がないと将来的なインフレの原因になるかもしれません。

まあ、それはともかく、「無利子国債発行」は、景気を回復し税収を増やすために必要な政策のひとつです。

「乱暴」という表現ほど「乱暴」な政策ではないことが気になったので記事にしてみました。

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