お客様に言ってはいけない言葉(2)

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二日目です。(^_^)

どちらかというと、「いけない」とか「ダメ」と禁止されるよりも、「こうした方がいいよ」と言われる方が好きなんですけど、タイトルの興味性からいくとこちらかな、とか思ったりします。

さて、今回の「お客様に言ってはいけない言葉」は、

「できない。」

です。

「こういう商品は作れますか?」

と聞かれて、「できません」と答えてしまうと、相手を拒否したように聞こえます。ですから、それを言いたくなったときには、

「○○ならできます。」

という表現に変えましょう。

「1週間後ならできます。」

「人類が月に簡単に行けるぐらいの時代になればできます。」

とか、なんでもいいので「できる」と言いましょう。それを聞いて注文を断るのは相手であって、こちらから注文を断ると次に続きません。

例えば、料理屋をやっていてメニューに無いものを注文されたときには、「あ、それなら1万円で作ります!」とかでもいいと思います。

製造業でもそうですが、「あそこは値段が高いよ」という評判を恐れて高い値段の提示をできずに断る例もありますが、それはビジネスチャンスを逃がしていると思います。そこから新しい仕事が生まれる可能性もありますし、そのお客様が何か面白いアイディアを提供してくれるかもしれません。

作るとしたら販売価格はいくらになるかを考えて、その金額を提示した方が相手も納得いきやすくなります。「めんどくさいから」とか「正直に言うと高いと言われそうだから」という理由など色々あると思いますが、それをひっくるめて簡単に「できません」の一言で終わらせるともったいない気がします。

自分で「ああ、これはできないな」と思ったときに、

「できない理由」

を明確にして、それをできるようにするにはどうすれば良いかを考えて客先に伝えることが大事ですね。

きのうの「忙しい」もそうですが、お客様にすぐに返事をしないで、少し考えてから答えるのがポイントです。

「うーーーーん」

と考え込んでいる姿を見れば、「できないんだろうなあ」と思ってくれますし、そのあとで「できる」という答えが出てくれば感動モノです。そういう効果も期待できるかもしれません。

私たちは常に、

「できる」

と言いましょう。(^^)/

 

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