三日目です。たぶん、四日目は無い気がします。
今日は、
「ありません。」
という表現です。
「○○という商品はありますか?」
と聞かれて
「ありません。」
と言えば、お客様は帰ってしまいます。そして、その人が欲しい商品を入手したお店が、今後は行きつけのお店になってしまう可能性があります。
「取り寄せれば、あります。」
「1年後ならあります。」
でもなんでもいいので、「あります。」という表現にしましょう。
あるいは、
「お取り寄せいたしましょうか。」
「発売中止になってしまったのですが、近いものはこれです。」
「他の支店に在庫を確認します。」
等々ですね。
人は誰でも、自分のことは自分で決めたいものです。
相手が決めるよりも自分で決める方がスッキリします。
注文を出すかどうかは、こちらではなく自分自身で決めてもらうことが大事ですので、
「お客様に言ってはいけない言葉」
というのは、こちらから断るような表現ではないかと思います。
「YES、BUTの法則」 というのは聞いたことがあると思いますが、
「はい、そうですね。しかし、○○です。」
というように最初は相手の言葉を肯定した方が人間関係はスムーズです。
「でも」や「だって」、「いや」から始める言葉で返事をすると良いイメージではありません。
そうすると、自然に相手を肯定する言葉にするには、
「できますか?」→「はい、できます。しかし、1週間後。」
「ありますか?」→「はい、あります。しかし、1週間後。」
という感じになりますね。
こちらが相手を拒否しなければ、関係は続きます。また、断るのは簡単ですが、断らないのは大変です。ここが成否を分けるポイントでもありますので、踏ん張って商売をしていきましょうね(*^_^*)
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