先日、近所の文房具屋さんが店を閉じました。どちらかというと企業向けの会社で、注文を取って届けてくれるところが便利でした。数年前からはアスクルというネット販売の会社と提携していて、アスクルで注文をすると届けに来てくれるのは、そこの会社でした。提携していたようです。
コピー機で有名なリコーさんの代理店もやっていたので、店を閉じるというのはビックリしました。
なぜそうなったのかは不明ですが、私が思うのは「利益の出る商品が無くなった。」という可能性です。
文房具屋さんですから、100円ショップが流行ったのも打撃でしょうし、文房具をインターネットで直接買うことができる仕組みになったのも売り上げが減る要因だと思います。
また、群馬の企業は弱っているところも多く、顧客自体が減ったのかもしれません。
聞くところによると、店舗の半分がクリーニング屋に変わっていたそうなので、相当苦労して考えながら商売をしていったのだと思います。
売り上げが落ちたときには、まずは「競合」を探すなどの自己分析が必要になります。それについて、佐藤義典さんの書籍を紹介していたと思ったのですが、過去記事がありません。(>_<)
すっかり紹介していた気になっていました。近日中に紹介します。
佐藤さんの本を参考に分析をすると、「次に何をすれば良いのか」についてのヒントになります。
ビジネスの本などを見ますと、「価格競争に巻き込まれないようにするのが大事」と書いてあったりして、私ももちろんそう思うのですが、「相場」というものがありますので、「画期的な良いアイディア」が無ければ値下げして対抗するしかなくなってしまいますね。
ただ、通常は値下げをする段階で、そのビジネスをやめて他のビジネスへ移ることを考えるのが必要だと思っています。
つまり、値下げをするのは知恵を振り絞ったあとが理想ですね。「理想」という言葉は、かなり実現不可能な領域のような気もしますが。
まあ、この手の根性論とか理想論は何の役にも立ちませんね。
とにかく大切なのは、なんにせよ
「現状の把握」
だと思います。病気の体を治すのと同じです。車の修理も同じです。
ビジネスがうまく行っていないと感じたときには、とにかく「現状の把握」をしましょう。
簡単な最初のステップは、
「うちのお客さんは誰か?」
「利益が出ていたときと今と、何が変わっているか?」
などの分析です。
とりあえず、今日はこの辺で。(^^)
そうですね
競合相手が居る企業様が羨ましいです
弊社の様な特異分野では、ほぼ独占状態ですので競争相手が居ません
たまに、国外逃亡するのはそのせいでもあるのかな
また、お邪魔します。
>浄尋さん
競争相手のいない仕事は価格競争に巻き込まれないのでいいですね。かなりの技術力や資金力が無いとTOPになれないイメージがあるので、そこまでいくのが大変そうですけど(^^)