前回の亀井静香先生に続き、今回も国会議員の方が講師としてお話をしてくださいました。
民主党所属の参議院議員の金子洋一先生です。
ちょうどこの日、財政金融委員会で日銀総裁、財務大臣に質問をしてきたということで、それについてお聞きすることができました。
また、民主党内で衆参合わせて141名が参加している「デフレ脱却議連」についての解説もしてくださいました。
その内容としては、雇用最大化を日銀の金融政策の目的に加えたり、「物価安定目標政策(インフレターゲット政策)」を導入することや、日銀の人事の再検討についてなどです。
インフレ目標については、2.5%あたりを希望するが、2±1%でもいいのできちんとした数値を目標とするべきだとおっしゃっています。
金子先生は、デフレ脱却議連のリーダー的存在ですので、ぜひ頑張ってただきたいと思います。
そして、小野会長のお話です。
リーマンショックの後、名目GDPはかなり落ち込みました。少し回復気味ですが、日本経済は沈んでいます。
そして、みんなが注目している日銀の動きについてです。ほんの少しだけ景気対策のために動きましたが効果はほとんど期待できません。
小野会長は中国との比較も説明してくださいました。
中国は自国の経済を良くするために思いっきり大胆な政策を行っています。
そして日本の民間給与の推移。
これだけのデータがあっても動かない国会議員の人たちがいますので、まだまだ啓蒙が必要ですね。
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