「真夜中のラーメン」って、なんだかとても良い響きがあります。冬は寒い中で食べるのもいいですし、夏は開放的な感じがします。
きのうも遊んでいて夜が遅くなってしまいましたが、帰りがけにラーメンを食べようかという話になりました。
実際は食べませんでしたが、夜になるとお腹が空きますね。(^^)
インドの健康医学のアーユルヴェーダでは、夜の10時~朝の2時は「ピッタの時間帯」と言われています。
この時間は「消化力が増す」と言われています。ピッタというのは「火」の質があり、「変換すること」に関わりがあります。
夕食を食べる時間にもよりますが、だいたい夜中まで起きていると空腹になるというのはありますが、真夜中は急にお腹が空いたりすることがあります。
ちなみに、午前10時~午後2時も同様に「ピッタ」と言われる時間帯になります。この時間は体内の「火」の性質が高まっているので消化力が増していると言われ、食事をすると消化がスムーズに行われます。
風邪や病気の原因に「消化しきれないものが体内に残る」というものがあると言われています。
「食べた物をすべて消化する。」
というのが健康の基本です。牛肉や豚肉は、そういう意味で「完全に消化するのが難しい食べ物」に分類されます。
昼のピッタの時間に食事をすると消化するのがスムーズになるので、1日のメインの食事は昼にして、朝と夕食は少なくするのが良いと言われています。
さて、ここで最初に戻りますが、夜のピッタの時間はどうなるのでしょうか。
実は、夜のピッタの時間は昼間に食べた物を自分のものへと変換する時間であり、体の免疫力を上げるためにある時間なのです。
この時間に何かを食べてしまうと、本来は自分の体をつくる時間なのに食べ物を消化することにエネルギーをとられてしまいます。
ですから、夜食はとらずに空腹の状態で寝るのが良いとされています。
空腹で眠れない場合には、暖かいミルクにギーを入れて飲んだり、アロマやオイルマッサージを軽く行うなどの方法をとります。
とりあえず、真夜中にラーメンを食べたくなったときに、もし健康を維持したいのであれば食べないほうがいいでしょう、という話です。
夜勤の人はどうなるの?とか、昼を抜いたらどうなるの?という質問がある場合には、ぜひアーユルヴェーダ関連の書籍を読んでみていただければ、もっともっと面白くて興味深い知識が得られると思います。(^^)
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