今月も非常に良かった「日経トップリーダー」です。
いつも記事の見出しと内容を少し紹介していますが、今号は内容が非常に濃いので個別の紹介はやめて全体的な話にしてみます。
今、ビジネスをやっていて危機感の無い人はいないと思います。というか、危機感の無い経営者は淘汰されたと思います。
しかし、今後ますます倒産件数は増えるでしょうし、失業者も増え、景気が回復する希望もありません。
しかも、それが自分達でなんとかできるものであればいいのですが、世界経済や日本政府の対応などの不確定要素が非常に大きくなっています。
2000年あたりからは経済における世界地図が大きく変わってきています。特に何か良くないことをやったわけでもないのに生活苦になっている人も多いのではないでしょうか。
そんな中、「日経トップリーダー」の記事は、内容的にはかなり厳しい現状をたたきつけらるものですが、表紙にあるように
「立ち上がれ、経営者!」
です。
日本でビジネスを行っている人たちは、まだまだ頑張れます。
今号の中身は、非常に濃いものになっています。どの記事を読んでも色々なヒントがあります。
月刊誌ならではのスピード、そして多くの執筆陣という感じで力強ささえ感じます。
10年前の内容と今の内容はだいぶ変わっていると思います。昔は起業して会社を大きくするようなこと、今は利益を出すことやリーダーとしての話に重点を置いているという感じでしょうか。
将来への不安で何をしてよいかわからなくなるときもありますが、まずは今やっていることを見直して土台を固めることも重要ですね。
学校でよく言われる事に「応用よりもまずは基礎から勉強をしなおす」というのがあって、なかなかそれを出来る人も少ないと思いますが、「日経トップリーダー」の内容は「応用編」でもありつつ、基本をしっかりと固める重要さも学ぶことができます。
今回は、頭から尻尾まですべて美味しかったです。
この本は、とてもいいです!
コメントする