「やる気がない」
自分以外の人に対してこう思ったことはありませんか??
私は、もちろんあります。(^^)
そういうときって、
「やる気がないのは本人に問題がある。」
として、私達はそのまま何もせずに待つしかないのでしょうか?
「人にやる気を出させる方法」
についての書籍やWEBサイトも数多くあると思います。
やはり、こちらから何かアプローチをする必要がありそうです。
しかし、よく考えるてみると、誰かに対して
「やる気がない。」
と思うのは、実際はその人に問題があるのではなく、
「それを見ている私が問題を感じているだけ」
という場合が多くあります。
その例としては、
・狩りをしない犬は、本人(犬?)は問題を感じていません。
・ご飯をこぼすのを直さない子供も問題を感じていません。
・お客様にあいさつをしない従業員も問題を感じていません。
・汚い服装をしている人は、とりあえずそれでなんとかなっています。
それらについて、「問題を自覚すれば自分で考えて行動するようになる。」というのは理想ですが、そううまくはいきません。
では、どうすれば「やる気を出してもらえるのか?」
それはもう、「やる気」ではなく「その気」ですね!
「そっの気っにさっせないでぇ~」
っていう歌は山本リンダですか?キャンディーズですか?ピンクレディーは違いますね?
「やる気がない」
と見ていて思うときには「やる気をださせよう」と思うよりも「その気にさせよう」と楽しく考える方がいいと思います。
「やる気をださせる」と思うと、けっこう堅くてつまらない方法を相手に一方的に要求したりしませんか?
「その気にさせよう」と思うと、けっこう面白そうで楽しい方法を本人と一緒に考えられませんか?
「お客様にきちんと挨拶をするようにしてもらおう」と思ったときには、仕事へのやる気が必要ですが、「給料が上がったほうがいいだろう?」「出世したいだろう?」「みんなの見本となった方がいいだろう?」とか言ってもそれは一方的な理想の押し付けです。
それよりも、
「客と一緒に盛り上がろうぜ」
とノリノリで言う方がいいんじゃないですか??
あるいは、「あいさつすると異性にモテるよ」というのもいいと思います。それは「やる気」ではなく「その気」ですよね。
「なんか、やる気ない」「テンション下がり気味」
のときは、「その気にさせる楽しいこと」を考えて盛り上がった方がいいと思っています。
実際、教科書通りに何かを言ったり、納得させようとしたり、やる気の出るエサを出したとしても、それを言っている「あなた」がつまらなさそうだったり、イライラしたり、怒っていたりしていると「納得するけどやりたくない」という状況になったりします。
それよりも、超楽しそうに
「やろ?」
と言うだけで理由がなくても「その気」なってしまうことってあります。これは仕事だけでなく、家族や友人との関係など、どんなときでも話し手である「あなた」の影響って大事だと思います。
まあ、そんなわけで、どちらかというと、今回は「人にやる気をださせるには?」という内容ですが、タイトルは「やる気のなさ」で、このブログのなんだかまったりとしたやる気の無さが出ているような気も少しあったりします・・・。(^_^;)
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