「通貨とわ?」というタイトルにしたかったんですが、バカっぽいのでやめました。根性が無いのかもしれません。(^_^;)
それにしても、かなり大胆なタイトルになりました。通貨に関しては書籍もたくさんありますし、大学の講義で単位もありそうですし、ブログで1回だけちょろっと話をするようなことではないと思います。
でもまあ、こういうことを考えている人もいるっていう感じで軽く読んでいただければと思います。
さて、通貨の話になると「物々交換」とか「貝や石の通貨」の話題から始まりそうですが、それはパスします。
通貨には形がありますが、実際は目に見えない「保証」という価値が本質です。
例えば、私が「これ、1000モリモリっていうお金だよ」と言って私個人の名刺に「1000」と書いて渡したとします。
「それは、俺のところに持って来れば、いつでも1000円に換金するよ」
と言って渡します。
これについて、どう思いますか??
よく考えてみましたか?適当に読み流してますか?今日のごはんの事を考えてますか?誰かと電話しながら読んでますか?(それは無理か。)
「1000モリモリ」=「日本国の1000円」
って、どうですか?
私の親しい友人なら通用するかもしれません。それでも、「損するかもしれないけど、まあいっか」ぐらいの気持ちですね。
では、「日本国の1000円」はどうですか?
それは、「日本国が保証している」という価値ですよね?
「1000モリモリ」は、私が保証するから不安ですが、「1000円」は日本国が保証するから安心です。
「みんなが使ってるし、流通しているものだから安心」という理由が通貨に関して通用しないのは、ハイパーインフレのときに価値がなくなることで体験済みです。
「じゃあ、お金ってなんだ?」
ということになりますね。
一時は、その価値が変動しないというか安定しているというか下がらないというイメージがある「純金」を貨幣として使うシステムになっていました。世界中で使えますし、誰の保証も必要ありません。
その後は、「金」で保証されたお金が流通するようになりました。
例えば、「1000モリモリ」は、「いつでも純金0.001グラムと交換します。」と言ってガラス張りの金庫に外から見えるように保管していれば信用はアップします。実際に「1000モリモリ」が貨幣として流通する可能性さえあります。
それは、信用が「純金」という価値に支えられているからです。私の個人的な信用ではありません。
さらに、純金の保管が「米軍の最新部隊が守っている」というのであれば、あとは偽造の心配がなければ完璧ですね。
「通貨」とは、「偽造と換金の信用を得て流通する」
というものだと思います。(確信はなかったりして・・・。)
金本位制度が無くなり、米ドルが基軸通貨になってからはお金自体がどんどん増えていき、流通量も増えています。
今もあるのか不明ですが地域通貨にしても、「信用をどこに置くか」が重要ですね。
昔、パチンコ屋でプリペイドカードが作られましたが、あれも通貨のようなものです。テレホンカードやSuica、Icocaなども友人の間でお金として流通する可能性を秘めています。
また、その延長で主催者がプリペイドカードを「自分で自分用に発行する」ということも可能になると「自国通貨の発行」と同じような感じになります。「独自通貨の発行」は政治や経済の話をする中でとても重要なテーマです。
政治と経済の話をするときには、お金の本質のことも切り離せない話題ですので、私ももっと勉強していこうと思いますが、今日は簡単に「通貨とは?」について書いてみました。
いや、でもやっぱり「通貨とわ?」の方がバカっぽくて好きだなー。(^^♪
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